言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

21回目『リコリス・リコイル(第5話、第6話名言・名シーン)』

どうも、シオンです。

 今回はタイトルのとおり、第5話、第6話からバシッと来た言葉やシーンをピックアップしていきたいと思います。僕は結構こういうのが好きで、よく名言などがまとめてあるサイトなどを見るんですけど、自分でやっても楽しいですね。前回同様、完全に自己満足です。僕の耳も相変わらず腐っているので、聞き間違い等はご容赦ください。

 

 

第5話

①「私も同じですから。ここに♡」(千束)

 まずはこの言葉です。これは名言というより、衝撃の言葉でした。松下さんが機械によって生かされていると言ったときに、千束が返した言葉ですね。千束の心臓が人工心臓であるという、なかなかに重たい事実をさらっと言ってきたので、最初は比喩か何かかと思いました。そしたらガチだったので、心臓がドキドキしてしまいました。これはアラン機関の技術によるもののようですが、かなりの重要設定だと思います。あと、驚きすぎてポカンとしているたきなが可愛いですね。

 ちなみに、アラン機関のフクロウのペンダントが胸元で光っていますね。これは第4話でたきなが千束に出しておいたほうが良いといったからですね。めっちゃ可愛いですと言われていたので、千束も嬉しかったことでしょう。こういう細かいところをしっかりと描いているのが、リコリス・リコイルの良いところですね。

 

②「娘と約束してたんです。一緒に見上げよう、首が痛くなるまでって。」(松下さん?)

 次はこれです。この言葉、一回目を見たときは家族を殺された松下さんの悲しい胸の内がこぼれたものだと思って、特に気にしていませんでした。しかし第5話の終盤で松下さんが偽物で、ヨシさんが遠隔操作していたことが判明しました。こうなると話が大分違ってきますね。ヨシさんはこの言葉を、ただの松下さんの設定として言ったのか、それともヨシさん自身の本当の約束なのか。僕としては、これは後者だと思います。そして娘の存在……。千束なのか?と勘ぐってしまうのは仕方のないことだと思います。そうすると、ヨシさんが千束に執着するのも、一応説明がつくんですよね。一回目では気づけない、実は深い言葉だったので印象に残りました。

 

③「確かめようと思って……」(たきな)

 たきなが公然わいせつを行ったときの言い訳です。冗談です。たきなが千束の人工心臓の鼓動がないことを確かめようとしたときの言葉です。たきなは千束の人工心臓のことが気になって仕方がないようですね。最近のたきなは千束に興味津々ですね。心臓とか、パンツとか。第3話までのガチガチのたきなはどこへ行ったのでしょうか。まあ、こちらのほうが断然かわいいので全く問題ありませんが。

 

④「ミズキがジンに発信機をつけてた!死んでもこっちに情報を残した♪」(クルミ

 ジンを追っていたミズキは、ジンに見つかりクルミたちとの通信が途絶えてしまいます。しかしジンの隙をついて発信機をつけていました。それに気づいたクルミの言葉ですね。クルミの声がワントーン上がって、ものすごくうれしそうで笑ってしまいました。クルミとミズキは仲がいいのか悪いのか……。なんだかんだ相性はいい気がしますね。第5話はクルミの有能っぷりが発揮された回で、これまでに絡みの少なかったリコリコのメンバーとの連携がかっこよかったです。

 

⑤「千束、それではアラン機関は君を、その命を」(松下さん)

 第5話最大の謎となる言葉です。この意味を18回目で語った時に、「(人を殺さなければ)千束、それではアラン機関は君を、その命を(奪ってしまう)」、と解釈しました。ただ、今は別の意味もあるかと思っています。それは、

「(人を殺さなければ」千束、それではアラン機関は君を、その命を(救った意味がない)」という解釈です。

 前回の解釈は、ヨシさんが千束の身を案じて、アラン機関に狙われないように、人を殺すという使命を果たさせようとしているというものでした。それに対し今回の解釈は、神からのギフトである天才を世界に届けることが目的のアラン機関が、殺しの天才である千束をせっかく助けたのに、殺したくないなんて言われたら助けた意味がないじゃないか、というものです。そのため千束に殺しをさせるためにいろいろと画策をしているといった感じですかね。

 

⑥「今はほかの人いませんよ?」(たきな)

 喫茶リコリコで松下さんが偽物だったことを知り落ち込む千束の胸に、たきなが耳を当てながら言った言葉です。第5話はちさたき成分が少なかったのですが、最後の最後でやってくれました。鼓動の音を確認したかったのか、千束を励ましたかったのか。どっちもだと思いますが、尊いのでどっちでもいいです。本当にありがとうございました。

 

番外編

 千束とジンが一騎打ちをした際、よく聞くと千束の息遣いが聞こえてきました。細かい!と驚いたので、ここで書かせてもらいました。

 

第6話

※第6話は僕の嫌いな真島と、小物のロボ太が半分近くくっちゃべってたので、名言少な目です。代わりにちさたきの尊いシーンが多かったので、そこも挙げていきます。

 

①たきなと同棲することになり満面の笑みで喜ぶ千束

 冒頭のシーンです。千束の髪型がいつもと違っており、さらに満面の笑みだったこともあり、かなり幼く見えましたね。千束も戦闘シーンを除けば、こういった柔らかい表情が多いので見ていて楽しいですね。

 

②じゃんけんで全敗して驚愕するたきな

 家事分担を決める際に平等に配分したら千束につまらないと一蹴されて若干ショックを受けるたきながまず可愛いです。そしてそのあと、じゃんけんを提案しますが、服や筋肉の動きで相手の行動を予測できる千束に勝てず全敗します。このときのたきなの表情が、ありえない!と驚愕したものとなっており、これまでに見たことのない顔でした。可愛い、とは少し違いますが、新しいたきなを見つけられたので僕は満足です。

 

③千束のじゃんけんのカラクリを知り、うそやん!って顔をするたきな

 喫茶リコリコで千束とのじゃんけんのことを話すと、最初はグーでは絶対に勝てないことをミカとミズキから告げられます。このときのツインテたきなの複雑な心境を表した表情がまた良かったですね。これは知ってて言わなかった千束への怒りなのか、気づくことのできなかった自分への呆れなのか、いろいろと入り混じってそうな感じなのがよかったですね。

 

④「あーちっくしょポンチョとられた~」(千束)

 真島たちに襲撃された千束は、やられたふりをして着ていたポンチョで敵に目隠しをしつつ応戦します。その後その場から離脱する際の千束の嘆きですね。ちょっと聞き取りづらいので、ポンチョの後が自信ないですが。危険な場面ではあるはずですが、場数を踏んでいる千束にとっては日常茶飯事であるかのように、ポンチョのことを気にしているのが面白かったです。確かにポンチョ千束は可愛かったので、ちょっともったいないですね。

 

⑤千束VS真島

 逃げる千束を追う真島は、バンの後部座席から身を乗り出しながら銃を発砲します。しかしそこは我らが千束さん、最小限の動きでこれをかわします。そして返しの非殺傷弾の連射で車と真島を撃破しました。当たり前のように銃弾をかわす千束にさすがに真島も驚いていましたね。いいぞ!千束!

 

⑥千束のポンチョとスマホを見つけ焦るたきな

 千束を探すたきなは、いよいよ焦った様子であたりを見渡します。たきなにとって千束は本当に大きな存在になっており、心から千束のことを心配している様子がよくわかりますね。千束に危機が迫っているとわかった時も、いの一番に飛び出していきました。こういうところがいいですよね、たきなは。

 

⑦「アランのリコリスか…面白いなぁお前」(真島)

 しょうがないから入れてやりましたよ、こいつの言葉を。極めて卑怯かつ卑劣な手で千束を追い詰める真島が、千束のフクロウのペンダントを見て言った言葉ですね。真島は千束のことをアランリコリスと呼んでいました。悔しいですが、ちょっといいネーミングセンスですね。こいつのことは嫌いですが、この中二的なセンスは、ちょっと僕と通じるところがあるかもしれません。

 

⑧「あれは私の行動の結果で、クルミのせいじゃありません」(たきな)

 真島から逃げ切ることに成功した千束たちが、喫茶リコリコに戻った後、銃取引の際のハッキング犯であるクルミを問い詰めるようなシーンでたきなが言った言葉です。これまでのたきなであれば、間違いなくクルミのことを責めていたはずです。しかし、たきなは自分で決めた結果だと、クルミに何も言いませんでした。この辺り、千束の影響を受けていますね。この作品は、たきなの成長も一つのテーマであるのではないでしょうか。そしてそのあとの「でもあいつは捕まえる」という言葉も、これまでのたきなではありえませんね。間違いなく、殺すと言っていたと思います。こういう些細な変化も、たきなの成長を表していていいですね。

 

⑨「まぁじまさぁ~ん」(クルミ

 たきなから許してもらえたクルミは真島の確保に力を貸すことを約束します。そして早速一つの情報を披露する際に、真島の部下を真似してクルミが言った言葉です。どや顔で真島の名前がわかったことを伝えるクルミはなかなか可愛かったです。クルミって何歳なんですかね。年齢不明みたいな感じですが、これも物語的になにか関係してくるのでしょうか。

 

⑩「あれじゃなきゃ俺とはバランスがとれねぇ!」(真島)

 はあ、またこいつですか…。正直名言ではないんですが、真島はバランスをやたらと気にしているので、真島を象徴する言葉として仕方なく入れてやりました。しかし、どう考えても千束と真島ではバランスとれないと思うんですよね。せめて千束とタイマンはるくらいしてもらわないと……。小物の分際で同格扱いしてるのが気に入りません。こいつ初登場時も、リコリスが世の中のバランスを壊していると言っていましたね。このあたりの事情は、今後注目して見ていきたいと思います。

 

⑪千束にじゃんけんで勝ち、大喜びするたきな

 はいラストシーンです。20回目でめっちゃ語ったので、ここでは多くは言いませんが、たきなの可愛さがうなぎ上りでやばいです。このままいったらどうなっちゃうんでしょうか。僕の精神が耐えられるが心配です。このシーンを最後に持ってくることによって、真島のせいですさんでいた僕の心が一気に温かくなりました。この演出は本当に最高ですね。ありがとうございます。

 

まとめ

 今回は書いていて結構量があったので、2話で一旦締め切ります。ここ2回は戦闘回だったので、名言よりも迫力のある戦闘シーンが多かったですね。かと思えば、第6話ラストのような超かわいいシーンもあったりと、本当に見ていて飽きない作品ですね。そんで人気がものすごいことになっているようです。僕はとりあえず小説とBDを予約し、CDを購入したのですが、特典目当てでDVDも買おうか本気で悩んでいます。こんなことは初めてですね。これからも、さらなる名場面を期待しながら……待っています!

 

おしまい

 

※他の名言・名シーンはこちら

 

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