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32回目『リコリス・リコイル(第10話、第11話名言、名シーン)』

どうも、シオンです。

 リコリス・リコイルも終盤になってしましました。ここまで数えきれない名言、名シーンがあったわけですが、まだまだ書いていきますよ。ということで、第10話、第11話の名言、名シーンをどうぞ。

 

第10話

①「リコリコは閉店します」(千束)

 冒頭のシーンですね。え?何言ってるの?と思いましたがマジでした。この時の千束はいつも通りの笑顔でしたが、どんな気持ちで言っていたのでしょうか。まあ、寿命が決まっていたこともあり、もともと長くは続けられないとわかっていたのでしょうが……。やるせない気持ちもあるでしょうね。

 

②「ならお前も来いよ、旅券くらい作ってやるよ」(クルミ

 リコリコを去ってドイツに行くことにしたクルミが、千束に言った言葉ですね。これ、冗談のように思えますが、クルミは割と本気で言っていたのではないでしょうか。なんだかんだ千束とクルミは仲が良いですからね。千束が望んだなら本当に旅券やらパスポートやらを偽造しそうですよね。それを断った後に千束が、「いつか、たきなを誘ってあげて」と言うシーンも、また儚げな感じですね。

 

③「世話になった」(クルミ

 ミズキとクルミがリコリコを去るシーンですね。クルミは珍しくしょんぼりしている感じでした。寂しいけど、それを表に出したくないクルミが、たった一言この言葉を言うのがまた感動的な感じですね。この別れのシーンはかなりあっさりと描かれていました。すぐにまた再開することを、無意識にわかっているような感じもしますよね。

 

④「やっぱり、寂しいですよ」(千束)

 リコリコの片づけが終わり、店を去る際に千束が言った言葉ですね。明るい感じを崩していなかった千束ですが、ミカにはお見通しだったようで、つい本音が出てしまった感じですね。ミカがコーヒーを入れるかと言った後、振り返った千束の表情は、一瞬ですが本当に泣きそうな表情でしたね。たきながDAに戻り、ミズキとクルミが去ったリコリコというのも、悲しかったんでしょうね。

 

⑤「善悪の天秤ってのはな、どっちに傾くにしてもお前らみたいな存在に操られるべきじゃない、バランスを取り戻さなきゃな」(真島)

 ミスターバランスが楠木司令と話している際に言った言葉です。クズのくせに、言うことは立派なんですよね。その前に言っていた「悲惨な現実を知らなければ、平和の意味さえ忘れてしまうんじゃないか」と言う言葉もまた、なんとなく真島が言うと、ちょっとした説得力がありますね。なんかむかつきます。

 

⑥「言ったほうが良かったのか!?お前の生き方は間違いだ、殺しを重ねれば、シンジはまたお前を助けてくれると…言えばよかったのか…!教えてくれ千束…」(ミカ)

 ミカが千束に、ヨシさんの真実を伝えたときの言葉ですね。千束がなぜ真実を教えてくれなかったのかと問いかけたとき、ミカは頭を抱えてこういいました。ミカにとって、もともと千束はリコリスであり、人を殺すための道具でした。しかし共に過ごすにつれ、親子とさえ形容されるほどの仲になってしまいました。旧友との約束を果たさなければならない、しかし、どうしても千束に殺しをさせられなかったんですね。千束がそれを望んでいなかったから。それはもはや、親から子に捧げる愛ではないでしょうか。そのおかげで、千束はここまでまっすぐ成長することができたんですからね。ミカの苦悩は想像を絶するものでしょう。

 

⑦「私の仕事も、このお店を始めたのも、全部私が決めたこと」(千束)

 真実を伝えるべきだったのかと苦悩するミカに、千束が感謝の言葉とともに返した言葉です。自分で決めたからこそ、自分で決めさせてくれたからこそ、後悔することなく生きてくることができた。そうさせてくれたミカとヨシさんに感謝をしていると伝える千束は、本当にすごい子ですね。一人の人間として尊敬してしまいますね。

 

⑧「ああ…ああ…!自慢の娘だ」(ミカ)

 真実を話し、なお感謝を伝えてくる千束に対して、ミカが言った言葉です。この一言を言うために、どれだけ苦悩してきたのでしょうか。やっとミカが救われたような感じがしますね。これまでやってきたことは間違いではなかったと、胸を張ってほしいですね。

 

⑨千束とミカがヨシさんを助けに行くことを決意するシーン

 ラストシーンですね。リコリコの窓からさす陽の光が、二人の希望を表しているようで最高にかっこよかったです。しかも千束は自分が助かるために行くわけではないですからね。真実を知ってなお、ヨシさんから真意を聞きたい、そして助けたい。千束らしいですね。それにしても、毎回EDに入るタイミングが良すぎますよね。

 

第11話

①「千束を呼んだんですか!」(たきな)

 冒頭のシーンです。千束のこと好きすぎなたきな、千束の名前を見ただけで大興奮してしまいました。楠木司令にまで食ってかかるようになったあたり、相当ですね。

 

②「あったぁ!」(クルミ

 リコリコを去り、飛行機に搭乗した後もあきらめきれないのか、人工心臓について調べ続けるクルミが、ついにヨシさんが別の人工心臓を持っていることを突き止めます。その時のクルミの叫びで、そのあと笑顔で走り出します。ミズキの生き別れの娘と言って呼び出すところも可愛いですね。

 

③「ここでは千束を救えない、それだけです」(たきな)

 クルミから人工心臓のこと、千束が旧電波塔に向かっていることを知ったたきなが、DAの作戦から離脱する際に言った言葉です。たきなは嫌な予感がすると言っていました。ヨシさんが何かを企んでいるのではないかと疑っているようです。もうDAには戻れなくなるとしても、千束を助けたい。その思いが伝わったのか、フキも「行けよ」と言って、たきなを行かせていました。この選択が、どのように千束の運命を左右するのでしょうか。

 

④「行ってきます」(千束)

 旧電波塔に到着した千束とミカですが、千束は単身乗り込むことを決意します。ミカと別れる際に、千束が言った言葉ですね。これも第9話のたきなと同様、決意のこもった感じがしていいですね。

 

⑤たきながシャッターをぶち破って千束を助けるシーン

 ここは本当に熱かったですね。暗闇の中、音を頼りに的確な攻撃をしてくる真島に大苦戦する千束。その時、ヨシさんのスマホが3コール→1コールの順でなっていることに気づいた千束は、真島から距離をとるように走り出します。そして真島が千束をとらえる直前、分厚いシャッターをぶち破って、たきなが姿を現しました。そしてすかさず真島に蹴りを叩き込みます。いやぁ、ここのたきなは本当にイケメンですね。千束の危機に駆け付けるヒーローのようでした。

 余談ですが、スマホのコールについてなんですけど、鳴っていたのはヨシさんのものでした。おそらく、たきなはミカと旧電波塔の下で合流し、ミカのスマホを託されたのではないでしょうか。そして、千束がヨシさんのもとにたどり着いていると判断して、かつて二人の間で決めた3コール以内に出るルールを使ったのでしょう。3コール以内に千束が出なければ、千束に危機が迫っていると判断し、次の1コールで駆け付ける合図にする。つまり、自分はすぐそこまで来ていると、千束に伝えたんだと思います。千束もそれに気づいたのか、真島から距離をとって時間を稼ごうとしつつ、接近に気づかれないように発砲をして気をそらしていたのかもしれません。とはいえ、たきなが出てきたとき、千束は心底驚いた表情をしていましたので、本当にここまで来ているとは思っていなかった可能性もありますけどね。

 それからたきながシャッターをぶち破ったシーンについてですが、さすがに愛の力があっても、人力であれを破るのはちょっと厳しいでしょう。これも予想ですが、ミズキとクルミが合流をした際に、誰かがヘリコプターで迎えに来ていました。そのヘリコプターから、何かしらの手段でシャッターを破ったのだと思います。では運転手は誰なのか。最初はミカかな?と思いましたが、時間的に千束と一緒にいたか別れた時くらいだと思うので違うでしょう。となると誰なのか。僕は、姫浦ではないかと考えています。理由は二つあって、一つはたきなを千束のもとにたどり着かせるため。それがヨシさんの計画であると知っていた姫浦は、たきなの手助けをしたのでしょう。もう一つは、純粋にヨシさんを助けるためです。ヨシさんの計画は知っていても、ヨシさんが死ぬ可能性も十分あるわけですから、それを防ぎたいと思っての行動なのではないでしょうか。姫浦は真島の部下につかまっていましたが、彼女ならそのくらいあしらえそうですし、あり得るのではないかと思います。

 

まとめ

 というわけで、第10話、第11話の名言、名シーンについてでした。最後はちょっと考察みたいになってしまいましたが、それだけ激熱なシーンだったということです。第10話は千束とミカの親子の話がメインでしたね。ミカの苦悩するシーンは胸が熱くなるものがありました。残り2話、最終決戦に突入したことで、ますます名言や名シーンが生まれることは間違いないでしょう。あと2週になってしまったことを、惜しみつつも楽しみにしたいと思います。

 

おしまい

 

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