言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

36回目『リコリス・リコイル(第13話名言・名シーン)』

どうも、シオンです。

終わっちゃったんだな…とリコリコロスに苦しむ現在ですが、まだまだ語りたいことはたくさんあるんですよね。今回は最終回の名言・名シーンを書いていきたいと思います。

 

第13話

①「まだ千束がいる、奴に任せるしかない」(楠司令)

 初めての楠司令ですね。負傷したサクラを助けるためにエレベーターで下降せず、一人真島と戦う千束のもとに行こうとするフキを、楠司令が制した際の言葉ですね。楠司令と千束の仲はかなり険悪で、千束のことを生意気なクソガキと言っていましたが、実力はしっかりと認めていることがよくわかる一言でしたね。

 

②「私たちで決めましょう」(たきな)

 楠司令に下降するよう命令されたフキに対し、おそらくたきなは自分だけ上に行くと提案したのでしょう。それを否定されますが、サクラを助けられるのはフキで、千束を助けられるのは自分と断言をします。そして、いつも千束が言っている「自分で決める」ということをたきなも実行したんですね。たきなは本当に千束から多くの影響を受けていますよね。それだけ千束の生き方がまぶしく見えたのでしょうか。

 

③「命がけの勝負、俺が唯一恐怖を感じた奴とのな」(真島)

 真島との戦闘中に千束の人工心臓が限界を迎えかけたのを察知した真島は一時休戦を申し出ました。理由を尋ねる千束に真島が言った言葉ですね。旧電波塔での千束に恐怖を覚えたようですが、それも仕方ないですよね。あれは確かに異次元の強さでしたから。延空木を壊したいのかと思ってましたが、確かにそれをするならとっくに爆発させればいいわけですよね。真島の千束との決着をつけたかったという目的がよくわかりました。

 

④「シンジ、そいつか千束を襲った女か?」(ミカ)

 旧電波塔でヨシさんと姫浦の前に現れたミカが言った言葉です。娘を傷つけた奴を許さない、お父さんのガチギレが良く伝わりましたね。たきなでも苦戦する姫浦を一方的にボコボコにしたミカは、やはり強いです。歴戦の戦士という感じがしてかっこよかったです。

 

⑤「導いてくれるのは子供達なんだ、私達が知らない世界に」(ミカ)

 ヨシさんとミカの会話の一部ですね。ここに気づくことができたミカと、気づくことができなかったヨシさんの違いは、千束のそばにいたかいなかったかの差ではないでしょうか。ミカもヨシさんも最初は千束を道具としか見ていませんでしたよね。しかしミカは、千束と共に過ごすにつれ、そうではないと気づいたんですよね。二人とも千束の幸せを願っていたのかもしれませんが、人間としての幸せか道具としての幸せかでは、まったく意味が違います。最終的に千束がヨシさんの元を離れ、ミカのそばに居続けるのは、そういうことなのでしょう。

 

⑥「世界を好みの形に変えている間におじいちゃんになっちゃうぞ☆」(千束)

 休戦中の千束と真島が缶ジュースで間接キスをしたときに言葉ですね。その前に千束は「みんな、自分が信じたいいことをしている、それでいいじゃん」と言っています。そしてジュースも千束はめっちゃうまいと言い、真島は甘すぎると言っています。つまり、誰もが自分の自由に生きていて、好きな物も違う、それを無理に変えようとすると途方もない時間がかかってしまうからやめとけよ、ということですかね。第9話で千束はたきなに、自分でどうにもできないことで悩んでもしょうがない、と言っていましたね。それを真島に伝えようとしているのではないでしょうか。

 しかし本当に仲のいい友だちみたいに話しますよね。第2話の時に、千束は敵のことを「今回は敵だっただけ」と言っていましたね。似た者同士なので、どこかで共闘する展開とかを描いてほしいですね。

 

⑦「私を必要としてくれる人にできることをしてあげたい、そしたらその人の記憶の中に私が残るかもしれないでしょ?いなくなった後も」(千束)

 千束は世界を変えたくて戦っているわけではなく、自分の好きなもののために戦っているということがよくわかる言葉ですね。そしてその真意は、千束を必要としてくれる人にずっと覚えていてほしい、忘れないでほしいということのようです。千束は死ぬことを受け入れてはいますが、皆に忘れられてしまうのはやはり寂しいようです。ここも数少ない、千束の弱音が垣間見えたシーンなのではないでしょうか。

 

⑧「日本のバランスを取り戻す奴と現状を維持する奴、正義のヒーローはどっちだ?」「ビルから落ちなかった方じゃない?」(千束&真島)

 さっきまで友達のように話していた二人は、銃の準備をし、この言葉を言ったのちに戦いを再開しました。互いが互いの正義のために戦っている、互いにそれを譲るつもりはないということを再確認した二人は、戦うしかないと思ったのでしょう。ここは「ALIVE」の特殊バージョンが流れていて、何事もないかのように戦いを再開した二人が本当にかっこよかったです。真島の初登場時から最終回までの株の上がり方がすごいですよね。最初は本当に2~3話で捕まるモブだと思ってました。ごめんなさいでした。

 

⑨千束VS真島 最終決戦シーン

 戦いを再開した二人は、一進一退の攻防を繰り広げます。真島のスマホを挟んで組み合う二人がかっこよかったです。千束に勝ちたい真島と、爆弾を止めたい千束で目的が異なっていますが、アランチルドレン同士の戦いは迫力がありました。

 

⑩「ポンコツは一つで十分なんだよ」(千束)

 爆弾解除を優先する千束は、真島に隙を突かれ左肩を撃たれてしまいました。作中を通して、千束が唯一被弾したシーンですね。そのあとに千束が言った言葉ですが、この言葉の意味は何なのでしょうか。僕は最初、千束の心臓のことと撃たれた左肩のことだと思っていました。しかし他の人の考察を見ている中で、旧電波塔と延空木のことであるとの意見があり、ああ、なるほど、と思いました。爆発して壊れてしまっては延空木もポンコツになってしまいますからね。ただ、完全に納得したわけではなく、心臓と左肩の説も十分にあると思います。これの正解は制作者しかわからないと思うので、どちらでもいいと思いますけどね。

 ちなみに僕はリアルタイムで視聴している間は、他の人の考察を絶対に見ないようにしていました。それによって変な先入観が入るのが嫌だったからですね。今になってようやく、少しずつ考察を見るようになったんですが、かなりすごいものもありましたね。よくそんなところまで結びつけるなあ、みたいなものもありました。僕はそこまではできないですが、いろいろな楽しみ方があるんだと改めて感じましたね。

 

⑪千束の鼓動が鳴るシーン

 左肩を撃たれてしまった千束は真島に追い詰められてしまいます。そこにたきなが駆け付け、「ちさとー!」と叫びます。その時、人工心臓でならないはずの鼓動が確かになりました。このシーンはめちゃくちゃ熱いですね。前回も書きましたが、諦めかけた千束は、たきなの登場によって復活したのでしょう。もしくは、ここで真島を取り逃がしたら、たきながやられてしまうと思ったのでしょうか。どちらにしても、たきなの存在が鳴らないはずの心臓を鳴らしたというのが、千束にとってのたきなの存在の大きさを表していて最高でしたね。

 

⑫千束が仰向けになりながら真島を撃つシーン

 ガラス床に転がっていった千束と真島ですが、千束は仰向けになった状態で真島に発砲を続けました。立ち上がって撃つと床が崩れてしまうからなのか、体力がもうないのかはわかりませんが、銃の反動で腕を何度も天に向けながら撃つ姿に、真島は再び恐怖を覚えましたね。この時点で千束の勝利です。最終的に真島の脳天を非殺傷弾が直撃し床が崩壊し、二人は投げ出されてしまいましたね。どうなってしまうのでしょうか(すっとぼけ)。

 

⑬たきなが千束を救出するシーン

 ここは前回たっぷりと語ったので、多くは書きませんが、意地でも千束を助けようとするたきなが最高でした。たきながここまで来なければ、千束は助かりませんでしたからね。間に合ってよかったです。

 

⑭「ミカ!友達がやっとしゃべったぞ!あんみつセットB、ブレンドだ!」(クルミ

 リコリコにやってきたジンの注文を取ったクルミが嬉しそうに言った言葉です。やっと、というところを見ると、なかなか注文しなかったのでしょうか。サイレントジンというあだ名を自分でつけたのかと問い詰めるクルミも可愛かったです。

 

⑮千束VSたきなのシーン

 宮古島に千束を探しに来たたきなは、ターゲットである千束と銃撃戦を始めました。最終的に二人とも全く同じタイミングでワイヤーを放ち、同じような格好で縛られましたね。そのあとぴょんぴょん跳ねながらいちゃつく二人が最高でした。ちさたき最高!

 

⑯病室でのたきなのシーン

 たきなの回想で、千束のいる病室にミカは心臓の入ってケースを持ってきた場面があったんですが、その時のたきなはスカートをぎゅっと握りしめていたんですよね。ぱっと見、冷静な感じがしましたが、内心千束のことが心配でたまらなかったことがよくわかったシーンです。

 このシーンはTwitterで見つけた人がいて、それを見て気づいたんですが、よく気づきましたよね。かなり小さいし本当に一瞬なので全然わかりませんでした。

 

⑰「お前が一番怖えからな」(クルミ

 リコリコの倉庫でのミカとクルミの会話シーンですね。クルミはミカの足が治っていることを知っているので、旧電波塔で何があったのかを知っているのでしょう。このシーンもあって、ヨシさんは本当に自分に心臓を移植していたのではないかと思ってしまうんですよね。ミカもクルミのことを対等な大人だと思っているようで、ヨシさんを殺しに行くことをクルミにだけは知らせていたような感じですね。クルミの見た目に反した大人っぽさに、ミカも助けられているのではないでしょうか。

 

⑱伝説のシーン再び

 これも前回散々語ったので、多くは書きません。最高のシーンでした。これをラストに持ってくるのが、わかっていますよね。

 

⑲「よし行くぞ相棒!!」(千束)

 Bパートのラストですね。千束が相棒と呼ぶのはたきなだけですからね。こういうシーンは大好きです。千束にはこれから、諦めていたことをたくさんしてほしいですね。

 

⑳ハワイでのリコリコメンバー

 エンディングの後、リコリコメンバーはハワイでお店を開いていました。クルミがパスポートを偽造したのでしょう。皆楽しそうですよね。たきなの「エンジョイ」いただきました。一度は離れ離れになりそうだったリコリコメンバーがもう一度集まることができたのが本当にうれしいです。依頼者を前にはしゃぐ千束とクルミにミズキが突っ込むという、力の抜けるようなラストでしたが、完ぺきだったのではないでしょうか。すっきりと終わることができて大変満足しています。

 

まとめ

 というわけで、最終回の名言・名シーンでした。さすが最終回でしたね。言葉だけでなく、たった一つの鼓動や仕草で感動をもたらしてくれるのはすごいの一言でした。秋アニメが始まりますが、まだまだリコリコ熱は収まりそうにありません。全部を吐き出してからでないと先に進めなそうなので、これからも言いたいことを言っていきたいと思います。では。

 

おしまい

 

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