どうも、シオンです。前回の続きで、夏、秋アニメの曲について書いていこうと思います。
夏アニメ(7月~9月)
・リコリス・リコイル OP「ALIVE」ClariS
この曲は超かっこいいですよね。OPで流れるのも好きなんですが、最終回に流れた別バージョンを聞くと、千束と真島が戦っているシーンが呼び起されてきて、鳥肌が立ってしまうこともあります。
特に好きなところは、サビに入ったところの「存在の証明を 声を震わせ続けて」ですね。「こーえを」とちょっと伸びるところがなんか好きです。
ラストの「眩しい道を歩いていこう」のところで、千束とたきなが蹴りあうシーンは、もはや語るまでもないですね。
あと2番が好きなんですよね。これもサビなんですが、「一人で見てきた空も 無駄じゃないと知ったから」のところが、めちゃくちゃ好きです。これは千束目線な気もしますし、たきな目線な気もします。無駄なことなんてないんだと、前向きな気持ちになれますよね。
・リコリス・リコイル ED「花の塔」さユり
今年の中で、最も好きな曲です。EDの入り方ランキングなんてものを作ってしまうくらいには、イントロのテンポが素晴らしいです。
この曲に関しては、好きじゃないところを探す方が難しいくらいなんですが、特に好きなところをいくつかあげます。
まずは、サビの直前「それだけでいいはずだったのに」のところで、たきなが駆け出すのがいいですよね。疾走感があって、一気にサビに行く感じがします。
そこからのサビです。「君の手を握ってしまったら 孤独を知らないこの街には」という歌詞と共に走るたきなが最高すぎます。今にして思うと、たきなは千束のいる旧電波塔に向かっていたんですね。
そのあとの「君が手を差し伸べた 光で影が生まれる」というところで、本編のダイジェストが流れるのがまたいいんです。
ラストの「歌って聞かせて この話の続き」のところで、千束とたきながいろいろな格好をして、いろいろなことをしているところから、本編では語られなかった多くの時間が二人の間にはあったんだなと、ほんわかしてしまいます。
ここまで1番を書いてきたんですが、実は2番のほうが好きだったりします。特にサビが本当に大好きなんです。
「退屈な日々を蹴散らして 君と二人でこの街中を 泳げたら それはどれだけ素敵なことでしょう」
たきなが千束を想いながら、二人でいろいろなところに行けたら楽しいだろうな、と思っている感じがしますよね。
「出したことないほど大きな 声でやっと君に伝わる」
たきなは千束に死んでほしくないとずっともがき続けていました。本編では大きな声を出したわけではないですが、「千束が死ぬのは嫌だ」とこれまで出したことのないような絞り出すような声を出していましたよね(心臓が逃げる!!!と大声で言ってましたけどね)。
「歪なくらいがさ きっとちょうどいいね」
DAから見れば、千束やたきなはイレギュラーな存在なんでしょうが、別にそれでいいよね、って感じですね。
「世界の端と端を結んで」
二人でいれば何でもつかめるような気がする、って感じでしょうか。
…改めて書いても最高すぎる。この辺りを聞いていると、リコリコを見ていた時のことを思い出して泣きそうになるんですよね。
※リコリコのEDの入り方ランキングなどはこちらで書いています
・異世界おじさん OP「story」前島麻由
この曲はおじさんがセガサターンのいろいろな作品をオマージュしているのがまず面白いですよね。サビのところで踊り狂うおじさんを見ていると、制作陣は何を思ってこれを作っているんだろうと、思わず笑ってしまいます。
特に好きなところは、サビに入る直前の「わかっているから」のところで主要キャラが次々出てきて、最後におじさんがソニックのポーズをするところでしょうか。
あとはやはりサビのおじさんダンスは何度見ても飽きませんね。このダンスに対してガンガン英語のかっこいい歌詞が流れるアンバランスさがなんか好きです。
・継母の連れ子が元カノだった OP「デネブとスピカ」DIALOGUE+
この曲も今でもよく聞く曲ですね。なんか中毒性がある気がします。好きなところもたくさんありますね。
まずは「どうしたらいいんだ こんな難しい設問だとは」のところで、暁月がポニテをフリフリしているのが超かわいいです。
それから「もしかしてマンガの中なら全部が こんなすれ違いも全部が へんてこな杖とかの一振りで片づけられるけど」のところが畳みかけるように流れてくるのがかっこいいです。
そこからの「僕たちは空も飛べないし ささいなことが大問題なんだ」というところが、僕たちはいたって普通の人間だから、不思議な力でどうにかできることなんてない、という本編を踏まえているような感じが好きですね。
サビの「季節が巡ったらさっきまでの 君はもういないんだね」というところは、歌詞も好きですし、水斗と結女が消えてしまう演出も好きですし、本編の内容を踏まえているのも好きと、かなり印象の強いフレーズですね。
この曲も2番が好きで、「直感×焦り÷純粋 から足し引き 好きだ!…好きか?好きだ!…好きか? ってどうしよう!」というフレーズで、計算式で無理やり感情を表そうとしているのがもどかしい感じですね。
あとはラストの「ちぐはぐでも ずれてても ちゃんと向き合わなきゃ絶対ダメ!」というところが、水斗と結女のことをもろに表していて、本当にこの作品にあった曲だなとしみじみと思ってしまいました。
※継母の連れ子が元カノだったの記事はこちら
・よふかしのうた OP「堕天」Creepy Nuts
この曲は一時期、OPムービーをひたすらリピートしていましたね。
特に好きなのはサビが終わったと思ったら間奏が入って、皆がいる部屋がひっくり返って空から落ちてくるという演出と、あわせて流れる歌詞ですね。
「again fallin’ falling 螺旋状に堕ちてゆく摩天楼に 今 fallin’ falling 二人ぼっち気づかない カーテンコールにも」という歌詞と共に、主要キャラが次々と登場する演出がクセになって、何度も見返してしまいました。
テンポも非常に良くて、今でもつい口ずさんでしまう曲ですね。
秋アニメ(10月~12月)
・SPY×FAMILY 2クール目 ED「色彩」yama
この曲は最初と最後で、表の顔と裏の顔が出てくるんですが、サビからのフォージャー家が力を合わせて料理をするシーンが実にいいですよね。
かりそめの家族ではあるものの、本当の家族のように仲良しで、特にアーニャがつまみ食いしたり、椅子の上で飛び跳ねているのが可愛いですね。
あと、キャストのところでボンドの表記をちゃんと「ボンド・フォージャー」としているのが、フォージャー家の一員として迎え入れられていることの表れになっているので、細かいところまで好きな曲ですね。
特に好きなところは、やはりサビでしょうか。テンポよく次のフレーズに行く感じが、聞いていて心地いいですね。
・ぼっち・ざ・ろっく! OP「青春コンプレックス」結束バンド
この曲は今まさにトレンド真っ盛りの曲ですね。ぼっちちゃんらしい暗い歌詞ではありますが、力強い曲でもありますよね。
特に好きなところは、サビに入る直前の4人のアー写が映るところから、一気にサビに入るところですね。前半は暗い歌詞ですが、後半は一気に前向きな歌詞になるのがいいですよね。
あとサビの「かき鳴らせ 交わるカルテット 革命を 成し遂げてみたいな」というところで、結束バンドの4人が今後の飛躍を夢見ている感じがしていいですね。
サビでもう一か所、「どうしよう?」のところのテンポと、一生懸命歌っている喜多ちゃんの可愛さが最高にマッチしているのが大好きですね。
※「青春コンプレックス」については、こちらの記事でも触れています
・ぼっち・ざ・ろっく! ED1「Distortion!!」結束バンド
ぼっち・ざ・ろっく!はエンディングが途中で変わったんですが、どっちも大好きです。
サビまでは各々で練習をしており、あまりうまくいっていない感じなんですが、サビに入って皆で演奏をするときは楽しそうにしているのがいいですね。
特に好きなのはサビの「追いかけた日々 Fコード」の部分ですね。ギターのFコードは難しいという浅い知識しかない僕ですが、その前の歌詞から理想像を追いかけた日々は困難もたくさんあるけど、それを乗り越えていく楽しさを感じますよね。
あと「掻き鳴らすんだ ディストーション」のところで、虹夏がドラムをたたいた後の両手を広げるのが可愛くて好きです。
・ぼっち・ざ・ろっく! ED2「カラカラ」結束バンド
こっちは「Distortion!!」と違ってぼっちちゃんだけがムービーで流れてきますね。なのでぼっちちゃんをイメージした曲なのかなと思っています。
好きなところは、Bメロの「いざ踏み込め 確かな事などひとつもないけど」の部分で、ぼっちちゃんがビビりながらも一歩を踏み出そうとしている姿が目に浮かびますね。5話、6話と進化を続けているぼっちちゃんにぴったりだと思います。
あとはやはりサビですね。「カラカラ騒ぐ思考飛ばして 前借しているこの命を使い切らなくちゃ 今この時も」という部分が、本当に必死になっているぼっちちゃんを表しているようで、リズムの良さもあり好きなところですね。
・ぼっち・ざ・ろっく! 劇中曲「ギターと孤独と蒼い惑星」結束バンド
OP、EDではないんですが、秋アニメの曲を語るうえで、この曲を入れないわけにはいきませんので、無理やりねじ込みます。
この曲は前にも書いたんですが、ライブシーンがあまりにも神過ぎて、何度もリピートしているくらい好きな曲です。
やはり好きなところとしては、サビに入り、ぼっちちゃんが覚醒するところですよね。「世界の音が」から、ぼっちちゃんがグッと足に力を込めて、「足りない足りない 誰にも気づかれない」というところで一気に盛り上がっていくのが、最高にテンションが上がります。
これはアニメで、このライブシーンで流したからこそ、ここまで好きになったんだと思います。やはりアニメと歌の相乗効果は素晴らしいものがありますね。
あとは「ありのままなんて誰に見せるんだ」というところが、ぼっちちゃんらしくて好きですね。本当にぼっちちゃんが書いたような感じがして、全体的にすごいと思いました。
※ライブシーンについてはこちらの記事でも語っています
・アキバ冥途戦争 OP「メイド大回転」とんとことんスタッフ一同
このOPを最初に見たとき、何だこれ?とかなり衝撃を受けました。これは歌なのか?と戸惑っていたら、いきなりサビから萌え萌えな感じになってさらに戸惑いました。
好きなところは最初の「お帰りなさいませ ご主人様」と「お帰りなさいませ お嬢様」を交互に繰り返すところと、「野菜増し増し辛め増し脂増し増しにんにく多め」という呪文のようなラーメンの注文をするところですね。
あとはサビに入っていきなり普通に歌いだすところでしょうか。「Hey! 私のMaid Way!」のところでピストルキスをする3人が可愛いですね。
まとめ
というわけで、夏、秋アニメの曲について語りました。やはり曲がいいとアニメを見るのも一気に面白くなりますよね。曲の視点でアニメを振り返ったのは初めてだったんですが、かなり書いていて楽しかったです。これからもいろいろな視点からアニメを語れたらと思います。では、この辺で。
おしまい