言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

71回目『もういっぽん!(2話)』

どうも、シオンです。

 

 1話で、当初の予想を超えてきたこの作品ですが、2話を視聴しました。やっぱり、かなりいいですね。それでは、語ります。

 

未知には人を惹きつける魅力がある

 今回特に印象に残ったのは、未知には人を惹きつける不思議な力があるのでは、というところですね。早苗は未知に誘われて柔道部に入りましたし、永遠はなんと未知と一緒に柔道をしたいから、未知と同じ学校にしたようです。すっげえ…。

 

 確かに、未知と一緒にいると楽しそうですよね。天真爛漫で明るいですし、初心者でおそらく運動経験なんてなかったであろう早苗が、辞めずに柔道を続けられるくらいには魅力的なんだと思います。永遠に至っては、一度対戦しただけでもうメロメロですからね。

 

 確かに、実力を高めるためには厳しい練習が必要ですが、その前提としてはまず楽しいという感情がないと継続するのは無理ですよね。それがプロとかではなく、学校の部活レベルではなおさらだと思います。未知は強くはなれなかったと言っていますが、少なくとも早苗にとっては、十分すぎるほど大切な時間になったのではないでしょうか。だからこそ、未知には柔道を続けてほしかったんでしょうからね。

 

早苗の苦悩

 さて、そんな早苗ですが、未知が柔道を辞めるといったことから自分も辞めると親には言っていたようで、高校では柔道はせずに勉強に集中するように母親に言われていました。この時、父親は何か思うところがあったようですが、早苗も自分から言った手前、また柔道をやりたいとは言いづらいようですね。

 

 それでもやはり柔道をやりたいという思いは消せず、自分の想いをはっきりと未知に伝えた永遠を見て、自分もしっかりと想いを伝えることを決意します。また柔道をやりたいといった時、母親は難色を示しましたが、父親はあっさりと受け入れました。もちろん、母親としても早苗の将来を案じてのことなのでしょうが、言葉少なに早苗の望みを受け入れる父親の姿がかっこいいと思いましたね。

 

永遠の悩み

 一方の永遠は、中学最後の試合で未知に掌底を喰らわせてしまったこと、失神KOさせてしまい、世界中に未知の変顔を広めてしまったことをずっと後悔していました。永遠はかなり口下手で、なかなか話をすることができないようです。屋上で未知に謝罪をしようとするときも中々言い出すことができずにいましたが、柔道着を着ると少し気が強くなるんですね。やっと話をすることができるようになり、謝罪と未知と柔道をしたかったことを伝えることができました。

 

 永遠は中学二年生から柔道を始めて、全国大会まで出場したことがあるようです。かなりの才能があるようですね。それでも柔道の強豪に行かなかったのは、未知と一緒に柔道をしたかったからというのがすごいですよね。たった1試合、ほんの数分戦っただけで話すらしたことのない人を追って高校を決めてしまうとか…。そんな永遠を1話のラストで投げた未知も、実は結構すごいのではないでしょうか。体が柔らかいという特技も、今後何かの役に立つんですかね。

 

まとめ

 というわけで、もういっぽん!2話について語りました。こういう真っ直ぐな青春系って、逆に新鮮な感じがしますよね。当初期待していなかったのが嘘のように、最近はとても楽しみになってきている自分がいます。次回はいよいよ試合があるようなので、ここの出来がかなり重要だと思います。躍動感ある作画に期待をしつつ、次回を楽しみにしたいと思います。では、この辺で。

 

おしまい