言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

15回目『リコリス・リコイル(おしえて!リコリス・リコイル)』

こんばんは、シオンです。

 

 相変わらずリコリコ熱が引かない僕ですが、今日、突然YouTubeに「おしえて!『リコリス・リコイル』」なる動画が4本投稿されました(アナウンスされていたとしたら見過ごしていました)。

 その中で、僕が疑問にしていたことがいくつかさらっと説明されていたので、それについて少し語りたいと思います。

 

 

リコリス」ってなに?

 本編でも紹介されていましたが、リコリスは独立治安維持組織「DA」に所属するエージェントの少女たちのことで、存在自体が社会から秘匿されています。

 ここでわかったことは、14回目の時に疑問の一つとして挙げていた、制服の色とファーストリコリス、セカンドリコリスの意味についてです。まあ予想に近い感じで、制服の色でランク分けされており、赤はファースト、紺はセカンド、白(ベージュ?)はサードを意味しているようです。第3話にも千束やたきなと違う色の制服を着ているリコリスがたくさんいましたが、彼女らはサードリコリスということですね。

 ということはフキと千束は同じファースト、同格ということです。もちろん戦闘力だけでランクが決まるわけではなく、戦闘力+司令官への従順さ、みたいな要素で決まるのでしょうか。千束は司令官と敵対している感じですが、戦闘力が圧倒的すぎるのでファースト、みたいな。

 ところで、リコリスは少女だけなんでしょうか。男のリコリスはいないんでしょうかね。いないとしたらなぜなのか、その辺の理由も今後出てくるんですかね。

 

「DA」ってなに?

 警察や公安と異なる独立治安維持組織のことで、政府との協力関係にありながらその指揮下にはおかれていないようで、非常に強い権力を持っているようです。

 説明だけを聞くと、はいそうですかって感じなんですけど、冷静に考えるとやっぱりよくわからない組織ですよね。平和のために殺しまで許可されている組織、しかも政府すら介入できないほどの権力を持っているとなると、どういった経緯で、誰が、何のために立ち上げたのでしょうか。治安を守るためとはいえ、ちょっと極端ですよね。またリコリスたちも、幼少期からの教育があってのことだとは思いますが、人を殺すことに抵抗がなさすぎるような気がします。

 あとミズキのようにDAを抜けることもできるんですね。ミズキは情報部にいたようですが、情報部ってかなり重要な部署だと思います。こういう組織って抜けられない、抜けるなら死ね、みたいな感じだと思うんですよね。まあ喫茶リコリコで仕事をしているようなので、完全に無関係ではないようですが。

 ここでミズキが結構重要なことを言っていて、DAの情報が世間に漏れることはない、これまで何十年ハッキングを受けてもビクともしなかった、とのことです。気になったのは2点、一つはハッキングを受けてもビクともしなかった、ということです。これはラジアータの強固なセキュリティあってのことだと思いますが、第3話でハッキングを受けていたことがわかっていますね。つまり、これは本当に異常な事態ということです。何十年も破られなかったセキュリティが破られた、これは急いで対処しないと本当にDAの存在が表に出てしまうかもしれませんね。もう一つは、「何十年も」というところです。僕はDAという組織、リコリスという存在は、10年前の電波塔事件があって本格始動したと考えていましたが、ミズキの言葉から何十年も前から存在していたということになります。

 一方で、日本の治安は世界一といわれるようになったのは8年前頃からのようです。つまり電波塔事件の前と後では組織の方針が変わっているのかもしれませんね。電波塔事件前は今のように殺しの許可が簡単に出るような組織ではなかったのかもしれません。それが電波塔事件を受け、どんなことをしても平和を維持しろという方針になったのでしょうか。新しい謎が次々と出てきますね。

 

「喫茶リコリコ」ってなに?

 DAの数ある支部の一つのようです。数ある、ということはやはり日本全国にDAの影響がいきわたっているということですね。その中でも喫茶リコリコは異色で、迷子の犬を探すなど、DAというより探偵のような仕事をしている感じです。もちろん、これまでの話のように護衛のような仕事もするようですが。一方、フキやサクラがいる場所は東京支部のようです。同じ支部なので、主従関係にはないのでしょうか。また本部もあるのでしょうか、このあたりも気になりますね。

 

「電波塔事件」ってなに?

 これ、タイトルを見たとき正直ビビりました。だって電波塔事件ってこの作品最大の謎だと思ってますので、こんなにさらっと紹介されるのかと。もちろん重要な部分は隠されていましたので、今後の楽しみにしていきたいです。

 さて電波塔事件は、10年前に東京を象徴する電波塔がテロリストに占拠された事件のようです。そして当時7歳だった千束がたった一人で無力化したとのことです。率直に、えっマジ?一人で解決したの?と思いました。だってテロリストですよ?当然武装もしているでしょうし、7歳って小学校1、2年生くらいですよね。今の千束の驚異的な回避能力や身体能力があればわかりますが、当時からそこまですごいとは思いませんでした。ほかにもリコリスがいて、その中でテロリストの無力化に一番貢献した、みたいな感じだと思っていたので驚きです。

 しかし、何をどうすれば電波塔があんな形になるんですかね。そしてそれが平和の象徴になっていることがまた意味不明です。しかもまだ完全解決ではないようです。それがどういう意味なのか、実に気になりますね。

 あと、もうすぐ「延空木(えんくうぼく)」なる新しい平和のシンボルができるようです。高さ634m、日本で最も高い建造物になるようです。……どっかで聞いたような話ですね。スカイツリー?と思ってしまいます。

 

まとめ

 というわけで突如出てきた情報ではありますが、その割には重要な情報が多かった気がしますね。わかったことに対して、新たな疑問の数が多すぎる気がします。まあ、細かいところを気にしすぎな気がしますが、こういうことを考えるのが楽しいんですよね。今回語ったことが、今後物語にかかわってくるのか、まったく関係ないのか、どちらにしても第4話が楽しみで仕方がありません。毎度の予告動画も面白いので、何から何まで期待大なリコリス・リコイル、早く土曜日の夜が来い!と胸を躍らせながら待っています。

そして月曜日の朝は来るな!と祈りを込めつつ……

 

おしまい