言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

22回目『リコリス・リコイル(第7話)』

どうも、シオンです。

リコリス・リコイル第7話、見ました。戦闘シーンはありませんでしたが、かなり重要な回だったのではないでしょうか。そして、僕がボロクソ言ってきた真島ですが、Cパートで衝撃の事実が判明しましたね。しかし、毎回とても30分とは思えない充足感があるんですが、何なんでしょうね。それでは語っていきます。

 

 

ちさたきの欠点

 出だし数秒で笑わせてくるのは本当に卑怯です。前回真島と対峙した千束とたきなは、楠司令に真島の似顔絵を描いて見せます。ついでにフキも、千束たちの情報から描いていましたね。そして自信満々に描いた絵を見せる二人ですが。千束は漫画っぽい感じになっており、たきなはドヘタな一般人のような感じと、まったく参考にならないものとなっていました。そしてフキも、まったく特徴を捉えられておらず、サクラからは絵もリコリスの必修にした方がいいといわれる始末です。でも戦闘には極めて高い実力を持つ千束たちに、こういった明確な弱点があるとは逆にいいですよね。たきなに至っては、千束はともかく自分の絵は真島にそっくりだと司令に食い下がりましたし。まだ千束のほうがマシなんですけどね。そういうところも可愛いです。

 その後、警察署を襲った真島の映像を手に入れたフキがリコリコに来ましたが、ミカを前にフキは真っ赤になってしまいました。第3話で千束が言っていたフキの会いたい人っていうのは、やはりミカのことだったんですね。

 

ミカの怪しい動き

 リコリコでの勤務中にたまたまミカのスマホを見てしまった千束は、ミカと楠司令が密会して、千束をDAに戻そうとしているのではないかと疑います。そこで、ミカが密会するバーに潜入することになるのですが、千束とたきなの正装がとてもよかったです。千束は赤いドレスで、普段よりだいぶ色っぽい感じでした。一方のたきなは男装っぽい感じにポニテと、かっこいい感じになっていました。これもめちゃくちゃ似合ってましたね。ただ、可愛いバージョンも見たかったです。

 ミカが向かうバーは会員制なんですが、クルミの活躍で会員証を偽装することに成功します。その時の偽名が「わさび のり子」と「かばやき たろう」というとんでもないものでしたが、バーの店員にはまったく気にされない様子です。なんでだよ…という感じですが、とりあえず潜入に成功します。ここ、結構ツボに入ってしまいました。

 

ミカとヨシさんと千束と

 潜入した千束とたきなは、相手を待つミカを盗み見ます。そして姿を現したのはヨシさんでした。ここは予想通りでしたね。最初はすぐに帰ろうとする千束たちですが、ミカとヨシさんの会話を聞いて足を止めます。

 ヨシさんは、なんのために千束を助けたと思っているんだとミカを問い詰めます。やはり殺しをしない千束のことをよく思っていないようですね。しかしその会話で、千束は自分を助けてくれたのがヨシさんであることに気づきます。そして、感謝を伝え、自分も同じように誰かを助けたいと思っていることを伝えました。しかしヨシさんは、アランチルドレンには役割があると、険しい表情で伝えその場を去ります。これにはさすがの千束もショックだったようですね。かなり落ち込んだような声を出していました。エンディング後のCパートでは、今までつけていたアラン機関のペンダントをロッカーにしまっていました。探していたヨシさんが見つかったからなんでしょうが、なんだかちょっと寂しい感じもしますね。

 その後エレベーターに一緒に乗ったミカとヨシさんですが、ミカは千束を自由にするよう銃口を向けます。しかし結局撃てませんでした。その際の過去の回想で、ミカは才能を世界に届けることを約束していました。類まれなる殺しの才能を世界に届けることが、ヨシさんとミカが交わした約束だったんですね。しかしミカは、千束がそれを望まない以上、強制はしたくないといった感じですかね。ミカもかなりつらい立場ですね。しかし少なくとも、千束を助けた時点ではそうするつもりだったんでしょうか。

 あと、ミカはやはりそっちの気があるようですね。楠司令と愛人関係にあると疑ったたきなに、ないないと笑いながら千束とミズキは否定をしていました。さらにエレベーターでのヨシさんとのシーンも、かなり怪しい感じでしたね。愛の形は様々と語る千束の言う通りですね。ヨシさんにもその気があるんでしょうかね。

 

真島を巡る衝撃の事実

 さて、今回は僕の嫌いな真島の話をしなければならないでしょう。大きく二つの衝撃の事実が明らかになりました。

衝撃その1

 真島は10年前の旧電波塔事件の首謀者でした。そして旧電波塔を折った張本人だというのです。その場で対峙したのが幼い千束一人だけということも知っていたので、間違いないと思います。つまり、真島こそがリコリスの本格活動のきっかけになった人物ということですね。マジか!と思いました。さすがに関係ないんじゃないかと思ってたんですが…。しかしその時は、千束に手も足も出なかったようですね。本人もそれを認めつつ、再び千束と対峙することになったことを運命だといいます。10年前につけられなかった決着を、これからつけるといった感じなのでしょうか。あと、警察署に侵入した真島は、「勝負だリコリス」というメッセージを残します。うーんこういうのが小物っぽいんですが……。しかし考えてみれば、警察署侵入なんてかなり難易度高いですよね。ひょっとしてすごい奴なのか?と思ってみていました。

 

衝撃その2

 衝撃度でいうとこちらの方が大きかったですかね。なんと真島も千束と同じ、アランチルドレンの一人でした。「俺達には使命がある」と言っているので、こちらも間違いないでしょう。真島も類まれなる殺しの才能を持っているということですね。そして、ヨシさんの願い通り、殺しの才能を思う存分世界に届けている優等生といった感じなんでしょうか。また「奴の使命はなんだろうな」と言っていることから、アランチルドレンにはそれぞれ違った使命が与えられているという感じがします。真島が小物ではなく、超大物であることが判明したことで、一気に見ごたえができましたね。千束と真島のアランチルドレン同士の再戦が、近いうちに起こることでしょう。そしてその舞台になるのは、おそらく新電波塔の延空木になりそうですね。これも、旧電波塔との対比ができていて、非常にワクワクします。

 前回は千束一人ですべてを解決し、その結果、完全な解決には至りませんでした。現に真島は再び動き出してますしね。しかし、今回はリコリコのメンバーがいます。特にたきなの存在が非常に大きいと思います。全員で一丸となって、立ち向かってほしいですね。

 

まとめ

 今回はなかなかに大きな出来事が多かったですね。ヨシさんと千束、ヨシさんとミカ、真島と千束といった気になる関係が増えてきて、それぞれ一部分はわかってきているのですが、まだ細部というか深部は見えてこない感じですね。これからの楽しみな部分となっています。

 衝撃の事実が多く、非常に見ごたえのあった第7話だったんですが、唯一の難点を言わせてもらうと、ちさたき成分が少なかったです。ドレスアップした二人は大変目の保養になりましたが、もっといちゃついてほしかったですね。一応そういうシーンは何度かありましたが、ちょっと物足りない体になってしましました。これはちょっとまずいですね。リコリコが終わったらどうなっちゃうんでしょうか。しばらくリコリコロスとかになるんでしょうか。何はともあれ、今は物語を見届けることに全力を出したいと思います。早く第8話が見たい!

 

小説も早く読みたい!!

 

おしまい