言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

38回目『ぼっち・ざ・ろっく!(1話)』

どうも、シオンです。

 ようやく今期のアニメをボチボチ見始めた僕ですが、さっそく面白そうな作品を見つけてしまいました。原作は全く知らないのですが、1話を見た感じかなり力を抜いて見られる感じがしましたね。リコリコでドキドキハラハラしすぎた僕にはちょうどいい気がします。では、語ります。

 

あらすじ

 極度の人見知りで陰キャな高校一年生女子の後藤ひとりは、バンドを組むことに憧れて毎日6時間ギターの練習をしてきたが、友達がいないためバンドを組むことができなかった。そんな彼女にある日、「結束バンド」というバンドでドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられ、急遽彼女らのバンドに参加することになる。

 

面白かったところ

 まず主人公の後藤ひとり、通称「ぼっちちゃん」のキャラが面白かったです。人見知りで陰キャというのをこじらせすぎて、まさかバンドに段ボール箱に入って参加するとは思いませんでした。中学時代にバンドを組みたいと決心し、毎日6時間練習するというなかなか普通はできないことをやってのけたぼっちちゃんですが、それだけ強い思いがあったということですよね。実力もめきめき上達し、動画サイトでは登録者が3万人を突破したと言っていました。すごいですよね。しかし自分から話しかけられない、という悲しすぎる縛りがあるため、結局中学ではバントを組むことができなかった。しかも、話しかけられるように学校にギターを持って行ったり、音楽系の雑誌を読んだりと涙ぐましい努力をしているのがまた、残念でしたね。ただ、ぼっちちゃんの気持ちは正直よくわかります。僕も自分から話しかけるのとか苦手なので、向こうから話しかけてこないかな~なんてよく思いますね。なんとなくシンパシーを感じます。

 結束バンドに緊急参戦した際には、これまでの練習の成果をいかんなく発揮するのかと思いきや、まさかのへたくそ認定されてしまうという。やはり一人でやるのと皆で合わせるのは全然違うということですね。ちょっと変な人だと思ったら実はすごい人だった、みたいな展開かと思っていたので、ここも意外で面白かったです。そのうち、ぼっちちゃんのすごさに皆が気づいていくことのなるのでしょうか。

 基本的にギャグシーンが多く、ぼっちちゃんの残念さを全面に押し出している感じが面白かったですね。中にはあるある~と思ってしまうものもありましたね。給食の時間にデスメタルを流すのはどうかと思いますが。押し入れの中で中学の思い出、高校一か月までのダイジェストをオリジナルソングにして独白しているのも面白かったです。そのあと、せっかく虹夏に声をかけてもらえたのに、まともに話すことができないのが悲しいですね。この辺りは今後改善されていくのでしょうか。セルフエンドロールが流れ出したときはどうしようかと思いました。ゴミ箱の中に入って落ち込む姿に哀愁を感じました。可燃ごみなんですね、ぼっちちゃん。

 

推しキャラについて

 恒例の推しキャラについてですが、正直1話を見ただけではなんとも言えませんね。ビジュアル的には赤髪の喜多郁代ちゃんがど真ん中ストライクですね。ただ、どういうキャラなのかいまいちわからないので、今後変わっていく可能性は大いにあります。あとぼっちちゃんも普通に可愛いですよね。全体的にキャラデザが好みです。作画も丁寧で、ぼっちちゃんの哀愁をきれいに表現していました。彼女たちの絡みを、今後も楽しみにしたいと思います。

 

まとめ

 という訳で、ぼっち・ざ・ろっく!について語りました。原作を知らない身としては、今後どのように面白くなるのかは未知数ですが、現状かなり期待できると思っています。ぼっちちゃんという、これまでの作品でも多く出てきた陰キャが主人公ではありますが、それを突き詰めている感じがしましたね。簡単にバンドを成功させないあたり、好印象でした。ぼっちちゃんの成長、さらには結束バンドの成長が楽しみな作品ですね。リコリコロスで悲しんでいる僕の心を温めてくれるような感じがするので、毎週しっかりと視聴していこうと思います。

 現在、秋アニメはスパイファミリー、新米錬金術師の店舗経営、ぼっち・ざ・ろっく!あたりを視聴していて、あとはどうしようかな~と悩んでいるところです。前期でリコリコというハラハラドキドキ系を堪能しすぎたので、今期は力を抜いて見られるものを中心に見ていこうと思っています。ほかの作品も、気が向いたら語っていきたいと思います。では、この辺で。

 

おしまい