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雑談7『あらためて考えても、ぼっち・ざ・ろっく!の8話が神回すぎたと思う話』

どうも、シオンです。雑談回です。

 

 ぼっち・ざ・ろっく!の8話とYouTubeで配信されているライブシーンを何度も見ている僕ですが、やっぱり神回なんだよなあと感じています。そう思った理由は、ライブシーンはもちろんなんですが、Bパートのぼっちちゃんと虹夏のやりとりにもあると思っています。51回目の記事で書ききれなかった8話の魅力について、ここで語っていきたいと思います。

 

 

ライブシーンで気づいたこと

 まずは、ぼっちちゃんの本気が出るときは、どんどん猫背になっていくことですね。これは5話の時も結構言われていましたが、押し入れの中で練習を続けてきたことによる癖なのか、目を伏せて前かがみになっていくほど本領を発揮していく感じがしますね。

 

 6話できくりに観客は敵ではないと教えられて、目を開けることができるようになったぼっちちゃんですが、むしろそうしない方が力が出せそうな気がしますね。

 

 とはいえ、きくりの教えがなければ、ぼっちちゃんもこの空気に飲まれてしまっていたかもしれませんね。きくりに出会えたことが、ぼっちちゃんにとって一つのターニングポイントになったのでしょう。

 

 次は喜多ちゃんの視線ですね。1曲目の時からそうでしたが、喜多ちゃんは演奏中に時々左側に目線を向けていました。何を見ているんだろう…と思っていましたが、あれはぼっちちゃんを見ていたようですね。

 

 おそらく1曲目の時は、ぎくしゃくしてしまった雰囲気をぼっちちゃんが何とかしてくれないかと縋っていたのではないかと思います。

 

 そして2曲目の時は、ぼっちちゃんのあまりのすごさに、演奏中にも関わらず視線を奪われてしまったのではないでしょうか。改めて見てみると、本当に何度もぼっちちゃんの方を見ていました。

 

 もしそうだとすると、今回のぼっちちゃんは前回のオーディションよりもさらにすごかったのかもしれませんね。前回は、喜多ちゃんはぼっちちゃんの変化に気づいていませんでした。自分の演奏に必死だったというのもありますが、一緒に練習をしたり、ぼっちちゃんの弾き語りを聞いたりしていたので、ぼっちちゃんが上手いことを知っていたからでしょう。

 

 その喜多ちゃんが、驚いている。つまりぼっちちゃんは、5話の時でさえ本当の力を発揮しきれていなかったのかもしれませんね。

 

 前回は気づかなかった虹夏が、今回はぼっちちゃんの正体に気づいたのもそのせいかもしれません。よりギターヒーローの実力を出せるようになってきた、ということでしょう。

 

 あのリョウでさえ、ぼっちちゃんが一人で弾き始めたときはあっけにとられていたのが、いかに今回のぼっちちゃんがヤバかったかがよくわかります。

 

 まあ正直この辺は、僕の想像というか妄想みたいな感じなんですが、こんな風に考えられる時点で、今回のライブシーンがすごかったかということがわかりますね。

 

ぼっちちゃんと虹夏のやり取りが神すぎる

 ライブシーンはめちゃくちゃよかったんですが、正直な話をすると、出来としては5話と同等だと思っています。これはむしろ、5話がすごすぎたと言えるでしょう。5話でやっていいクオリティではなかったなとあらためて感じています。

 

 ですが全体として考えると、間違いなく5話を上回っていると確信しています。

 

 5話で、虹夏の本当の夢があることが明らかになりつつも、詳細は明かされませんでした。ぼっちちゃんのバンドをやる理由も、結局語られませんでした。そして、今回のライブに出るためにオーディションを受けましたね。

 

 8話ではライブに出演して、最終的には大好評で終わりました。虹夏の本当の夢の詳細も明かされました。そして、ぼっちちゃんもバンドをやる理由を見つけることができましたね。

 

 つまり、5話と8話は二つで一つの話なんですよね。貼られていた伏線を綺麗に回収しきったわけです。

 

 その際のぼっちちゃんと虹夏のやり取りこそが、明確な5話と8話の差になっていると思います。

 

 虹夏はぼっちちゃんの正体がギターヒーローだと気づきました。でもぼっちちゃんは、情けない姿ばかり見せていたことで、虹夏には気づかれたくなかったと語っています。これだけでも、ぼっちちゃんにとって虹夏は憧れの存在であることがわかりますよね。

 

 でも、虹夏はぼっちちゃんがギターヒーローでよかったと話しますね。結束バンドの危機を救ってきたのは、いつだってぼっちちゃんだったと。なにより、他でもない虹夏が、ちゃんとそれに気づいているのが本当に熱い。誰よりも結束バンドに強い想いを持っている虹夏が言うからこそ、重みのある言葉になっていると思います。

 

 ぼっちちゃんは、自分のことを情けないと思っているのかもしれません。まだまだ力不足だと思っているのかもしれません。

 

 でも虹夏にとって、ぼっちちゃんは間違いなくヒーローでした。

 

 そして、ぼっちちゃんのロック、「ぼっち・ざ・ろっく」をもっと見せてほしいと伝えましたね。ぼっちちゃん自身を受け入れてくれている、求めてくれているのが真っ直ぐに伝わってくる最高の一言、そして完璧なタイトル回収だと思います。

 

まとめ

 というわけで、あらためて考えても、ぼっち・ざ・ろっく!の8話が神回すぎたと思う話でした。ヤバいなあ…ぼっち・ざ・ろっく!にはまりすぎて、グッズとか欲しくなっちゃうなあ…。でも、リコリコに使いすぎたからそんな余裕はないんだよなあ…。だって、こんなにはまると思わなかったからさあ…。

 

宝くじ、当たらないかな…

 

おしまい

 

※ぼっち・ざ・ろっく!(8話)の記事はこちら

 

shionbook.hatenablog.com