言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

59回目『ぼっち・ざ・ろっく!(総集編・中編)』

どうも、シオンです。

 

 前回の続きで、ぼっち・ざ・ろっく!の総集編を語りたいと思います。今回は恒例の推しキャラランキングを書いていきたいと思います。では、どうぞ。

 

推しキャラランキング

 ここでは結束バンド限定のランキングにしたいと思います。4人のうち、最終的な推しキャラは誰になったのでしょうか。ちなみに順位にかかわらず、4人とも大好きなんですが、その中でも特に好きなキャラという意味合いのランキングになります。

 

4位

山田リョウ

 4位はベースのリョウですね。リョウは4話の名言が印象的でしたね。

 

「バラバラな個性が集まって、一つの音楽になって、それが結束バンドの色になるんだから」

 

 この言葉を聞いて、ぼっちちゃんは自分らしさを出した歌詞を書くようになり、結果多くの人(主に僕)の心に響く歌詞を書くことができるようになりましたよね。

 

 ただ正直リョウの見どころ、というかピークはここだったような気がします。そのあとは大分ギャグ要因というか、変人っぷりを前面に出していたせいか、感動的なシーンとしては少なめだった印象ですね。

 

 とはいえ覚醒ぼっちちゃんを除けば、結束バンドで一番うまいのはリョウだと思いますし、曲作りにも一番貢献していることから、結束バンドを陰で支えているのは実はリョウなんですよね。虹夏もなんだかんだリョウには絶対の信頼を置いている感じですし、2期ではもっと見せ場を作ってほしいですね。

 

3位

後藤ひとり(ぼっちちゃん)

 3位はリードギターで主人公のぼっちちゃんこと、後藤ひとりです。ぼっちちゃんといえば何といっても変顔百面相から始まり、ツチノコぼっちや承認欲求モンスター、果てはヤムチャなど、主人公とは思えないような言動が特徴ですよね。

 

 陰キャの鏡ともいえるような子で、さすがに全部とは言えませんが共感できるところも結構あって、1話からかなり引き込まれるような感じがしましたね。

 

 普段は情けないシーンが多く、これが本当に主人公なのか?と何度も思いましたが、5話でその疑念は覆りましたね。前編でも書きましたが、あのライブシーンの覚醒は本当に見ていてスカッとしましたよね。8話のライブでも覚醒しましたが、ぼっちちゃんが覚醒するのは、いつでも結束バンドがピンチの時なんですよね。まさにヒーローですね。

 

 あとはぼっちちゃんが、自分がギターヒーローであることを話していなかったのにも、ぼっちちゃんなりの考えがあったんだと知ったときは、ちょっと嬉しかったですね。肩書を振り回すのではなく、ぼっちちゃん自身が成長して堂々と伝えたいという意思が見れてよかったです。

 

 まだまだ実力の発揮も不安定で、肝心な時にしか役に立たない主人公ですが、今後の成長、そして今後の活躍が楽しみですね。

 

2位

伊地知虹夏

 2位は結束バンドのリーダーにして、ドラムの虹夏です。虹夏は8話を見た時点では1位だったんですが、最終的にはここに落ち着きました。

 

 結束バンドの唯一の常識人にして、一番の苦労人、そして一番結束バンドにかける想いが強いのが虹夏なんですよね。そして、超人見知りのぼっちちゃんを繋ぎとめた功労者でもあります。以前も書きましたが、ぼっちちゃんが唯一「ちゃん」づけで呼ぶほどに親近感があり、ライブ当日にトンずらこいた喜多ちゃんを笑って許す、まさに大天使ですね。

 

 虹夏の特に好きなところは、ぼっちちゃんとの関係、そして姉である星歌さんとの関係ですね。

 

 まずぼっちちゃんとは、やはり8話のライブ後のシーンが印象的ですね。結束バンドの中で初めてぼっちちゃんの正体に気づいたのが虹夏でした。そしてそのあとの会話が本当に最高でしたね。ギターヒーローではなく、ぼっちちゃんを必要としてくれたこと、そしてぼっちちゃんのロック「ぼっち・ざ・ろっく」をもっと見せてほしいといったところは本当に鳥肌が立ちました。ここまで完璧なタイトル回収はなかなかないですよね。最高でした。

 

 そして姉である星歌さんとの関係は実に尊いものがあります。普段はお互いに結構ぶっきらぼうなところがありますが、星歌さんは虹夏のことを本当に大切に思っていて、結束バンドのことも陰ながらかなり応援しているんですよね。一方の虹夏も、きくりに誘われて新宿のFOLTにライブを聞きに行ったときに、店長の銀次郎の圧に負けてしまった時には、真っ先に「お姉ちゃんに会いたい」と涙ぐんでいましたね。なんだかんだお姉ちゃん子なんですよね。

 

 その背景には、虹夏と星歌さんの母親の死が関係していて、原作番外編の「星に手向けるあいの花」で描かれているんですが、これが本当に最高でした。虹夏の本当の夢のルーツが見られるので、アニメの8話が放送されたときに読んだことも相まって泣きそうになってしまいましたね。

 

 人としての魅力が半端ではないので、本当に好きなキャラですね。虹夏あっての結束バンドだと思うので、これからも皆の奇行に負けないように頑張ってほしいですね。

 

1位

喜多郁代

 栄えある1位は、ボーカル兼ギターの喜多ちゃんですね。喜多ちゃんは当初からビジュアル面でドストライクだったわけですが、想像の斜め上を行く爆弾発言をしたり、バンド当日にバックレるハートの強さを持っていることを知り、大分イメージが変わりましたね。さらにぼっちちゃんに対しても結構容赦なく切るような発言をするなど、なかなかに癖のある陽キャでしたね。

 

 でも実は、喜多ちゃんのバックレは超ファインプレーだったんですよね。虹夏も言っていましたが、喜多ちゃんがバックレなければ、ぼっちちゃんが結束バンドに来ることはありませんでした。もちろん、バックレはダメ、絶対、ですが、結果オーライにもほどがあるほどの見返りがありましたね。ぼっちちゃんという猫背の虎が加入したことは、結束バンドの運命を大きく変えることになったことでしょう。

 

 そんな喜多ちゃんですが、欠点を補って余りあるほどに魅力的なキャラなんですよね。まずはなんといっても超可愛いってことですね。自分でも「可愛すぎてごめんなさい」と言っているくらいですから、間違いはないですね。

 

 特に、11話の文化祭で見せたメイド服がもう最高すぎましたね。3話でもメイド服を披露しているんですが、なぜか11話のほうが圧倒的に可愛かったです。おいしくなる呪文も最高でしたね。

 

 9話あたりから、喜多ちゃんの可愛さが猛烈にプッシュされていた気がしますね。江ノ島からの帰りの電車でのシーンや、ぼっちちゃんに勝手に文化祭参加の申請をしてごめんなさいをするシーン、メイド喜多ちゃんにライブ喜多ちゃんと、とにかく喜多ちゃんが目立っていた印象があります。

 

 何より、ぼっちちゃんとの関係性がもう尊すぎるんですよね。前編でも書きましたが、8話のライブ以降、喜多ちゃんはぼっちちゃんに憧れていて、かっこいいと思っているところですとか、ぼっちちゃんに絶対の信頼を寄せているところが強く描かれていてたまりませんでした。最終回のライブシーンで喜多ちゃんが大活躍した時は、手をたたいて喜んでしまいましたね。

 

 喜多ちゃんのすごいところは他にもあって、努力家なところですね。喜多ちゃんは初めてぼっちちゃんと会った時は、ギターの演奏の仕方さえ知りませんでした。それがたった数か月でここまで成長したというのは、本人の努力のたまものですよね。まあ、ぶっちゃけ喜多ちゃんは天才だと思いますね。ぼっちちゃんという最強のソロギタリストがすぐ近くにいるとはいえ、成長スピードが異常に早いと思います。

 

 あと、喜多ちゃんのバンドをやる理由が、当初は皆で何かをやることに憧れているからだったんですが、文化祭ライブ後はぼっちちゃんを支えられるギタリストになることに変わったところもよかったですね。明確な目標ができたのがいいですね。呼び方が変わったときはテンションが爆あがりしてしまいました。

 

 ビジュアル、性格、ぼっちちゃんとの尊い関係性と、すべてにおいて完璧な喜多ちゃんが本当に大好きです。正直途中は虹夏と迷ったところもあったんですが、最終的には強すぎた感がありますね。

 

まとめ

 というわけで、結束バンドメンバーについて語りました。書いてて思いましたが、やっぱり喜多ちゃんが頭一つ抜けている感じがしますね。とはいえ、冒頭でも書きましたが、4人とも魅力がたくさんあるキャラで、全員好きなんですよね。あぁ、早く2期で動く4人を見たいですね。もちろん、結束バンド以外のキャラも魅力的なので、そのあたりも楽しみにしたいと思います。次回は(多分)ラストになると思います。最後まで出し切りたいと思いますので、よろしくお願いします。では、この辺で。

 

おしまい