言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

雑談15『いい推しの日にちなんで、推しキャラについて語ってみた話』

どうも、シオンです。

 

 11/4は「いい推しの日」らしいので、せっかくなので僕の推しキャラについて語っていこうかと思います。キモさ全開の記事になると思いますので、ご注意ください。

 

 

前置き

 さて、推しキャラについて語る前に、前提条件を確認しておこうと思います。

 僕は惚れっぽい奴なので、アニメを見たり漫画やラノベを読んだりするたびに推しキャラが増えていきます。例えば今期のアニメで言うと、「ひきこまり吸血姫の悶々」のこまりんとヴィルはどストライクです。「ぼくらの雨いろプロトコル」では三枝悠宇が非常に良いと思ってますし、「葬送のフリーレン」ではフェルンが大変すばらしいです。

 あと最近、ラブライブにもハマり始めてまして、今のところ虹ヶ咲しか見ていないんですが、桜坂しずくをはじめ、優木せつ菜、中須かすみ、近江彼方、宮下愛、上原歩夢、高咲侑、朝香果林、三船栞子と、13人中9人が推しキャラになるというとんでもないことになっています。もちろん、残りの4人も好きですよ。

 ラノベもいってみましょうか。何度か記事を書いていますが、「負けヒロインが多すぎる!」では小鞠知花を激推ししていますね。「お隣の天使様」では言わずもがな、椎名真昼が最高です。「継母の連れ子が元カノだった」では、やはり伊理戸結女がたまらないんですが、東頭いさなと南暁月もかなり好きです。

 漫画はどうでしょうね。前に記事を書いた「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」では、メインヒロインの川井モナを始め、登場する女の子全員が可愛いというとんでもないことになっています。最近読んで気に入っている、「真夜中ハートチューン」というマガジンで連載している作品も、ヒロインが4人登場するわけですが、全員好きです。

 

 はい、書いていて自分で気持ち悪くなってきましたが、僕は基本的に可愛い女の子がいる作品を読みたいので、こんなもんです。もちろんこれは氷山の一角なわけですが、何が言いたいかというと、推しキャラってのは読んだ作品に比例して増えていくので、語り切ることは不可能ということです。

 

 なので今回は、僕の中にある「推しキャラ」というカテゴリーから一線を画しているキャラについて語ろうと思います。今後、どれだけの作品を見て、どれだけの推しキャラが増えたとしても、決して頂点から落ちることがないと確信している3人が、僕の中にはいるんです。僕はその3人を…

 

三天

 

 と呼んでいます。今日はその三天について語りたいというわけです。何言ってるんですかね。

 

三天

1人目

加藤恵冴えない彼女の育てかた

 1人目は、冴えカノの恵です。冴えカノはアニメから入ったんですが、1期は本当に目立たなかった印象ですね。もちろん、要所要所でヒロインをしていたんですが、いかんせん英梨々、詩羽、美智留のキャラが強すぎる…。ということで、本当にメインヒロインなのか?と思ったものです。

 しかし、2期に入り、少しずつ恵にも変化が起こりましたね。そして6話のラストで初めて負の感情を見せた恵、本当に怖いのは静かに怒る人なんだとその時知りましたね。7話は丸々倫也のことを無視していました。そして8話、恵がヒロインとして覚醒する回ですね。これは本当に神回でした。今でも見るとニヤニヤしてしまいます。サークルに対する感情を前面に出してきて、フラットなんてどこへやらの心からの言葉に胸が熱くなりました。そしてそこからの正妻ムーブが完璧すぎる。なんでナチュラルに男子の家に泊まって、倫也の隣で寝ることができるんでしょうか。さりげなくバレンタインのチョコを渡すのもポイント高いです。

 そして映画の恵は完全にメインヒロインで、英梨々と詩羽が入るスキすらない感じでした。うっかり倫也の名前を呼んじゃって、慌てて口を押えるところとか、ゲームの話か現実の話か分からない感じで言う「もうとっくにフラグは立ってる」とか、駅でゲームのためとか言ってノリノリで手をつなぐところとか、フラットなのかツンなのかデレなのか…とんでもない属性の塊になりましたよね。作中で伊織が恵のことを、「最高に面倒くさいヒロイン」と称しましたが、まさに的を得ていると思います。

 ラストは倫也にブチ切れているのかと思いきや、「倫也君は私の」宣言をしていました。倫也の家で倫也の帰りを待っていて、いざ本人が帰ってくると、構ってほしいかのようにいじけて帰ろうとしますし、一回手をつなぐのを拒否した割にはしっかりと結んでるし…。たまらんのですわ。

 そんでラスト、倫也に抱き着いて顔をすりすりするところから、ゆっくり手を回すのがまず最高です。そこから倫也とキスするときにタイミングが合わなかったんですが、ここの恵の言葉が本当によかった。

 

「違わないよ、倫也君」

「タイミングが合わなかっただけだよ。それ以外は、何一つ間違ってないよ」

「私の、望んだとおりだよ」

 

 要するに、「私もチューしたかったよ」ということですね。そして、今まで見せたことのないような満面の笑みを見せるのでした…。

 

 何というかね、何なんですかね。最初は個性がないのが個性だった彼女が、最終的には地雷女というレッテルを貼り付けられたわけですが、そんなことが気にならないくらい最高の彼女だと言えます。

 あと、恵は髪型がころころ変わるというかなり珍しいキャラなんですが、やっぱりショートカットが一番好きです。マジで可愛い。

 

 というわけで、1人目は加藤恵でした。

 

2人目

中野二乃(五等分の花嫁)

 2人目は五等分の花嫁から、中野二乃です。これは初期の記事にも書いたんですが、二乃を好きになった決定的なきっかけがあるんですよね。繰り返しになりますが、何度でも書きたい話なので、もう一度書きます。

 僕は当時、ラブコメに対して偏見を持っていまして、いわゆる鈍感系主人公と言うのが流行っていた時期だったんですよね。どう考えてもそのヒロインはお前のこと好きだろ!というのに気づかない。ひどいものでは、告白したのに聞こえなかった、あるいは聞いていなかった、といったものもありましたね。代表的なもので言うとニセコイとかがそんな感じだった気がします。そんな感じでうんざりしていたんですよ。

 そんな中、たまたま五等分の花嫁を読む機会があったんですが、ちょうどその時が期末試験のシーンだったんですよね。二乃はそれまで風太郎のことが嫌いで、ツン100%のすさまじい感じだったんですが、少しずつ気になり始めるんですよね。そして試験が終わり、赤点を回避したことを父親に報告したあと、風太郎とバイクで帰るんですが、ここで、これまで100点しかとっていなかった風太郎が、満点を逃していることに気づくんですね。自分の満点を逃してでも、五つ子に赤点を回避してほしかった。その気持ちを知った二乃は、バイクの上で風太郎に告白するんです。

 しかし、風太郎はバイクを運転していて、風が強くて聞こえなかったと言います。まあ確かに、この状況ならそれも不自然ではないかな、とは思いました。ただ、やっぱりこういう展開か…と落胆したのもまた事実です。所詮、この作品も、鈍感系、難聴系主人公の呪いからは逃れられないのか…。

 二乃はその事実を知ったとき、いきなり告白してしまったことを自分でも驚いているようで、聞こえなかったのならむしろ良かったと、そのまま去ろうとするんですよね。ああ…これで終わりか…と思って次のページを開くと…。

見開きのページで、

右に風太

左に二乃

そして真ん中に「あんたを好きって言ったのよ」という吹き出し

 

 はい、完全にやられました。これは完璧に予想外でした。まさかの告白をし直すという、前代未聞のことをやってのけました。このシーンは本当に鳥肌が立ちましたね。思わず「おぉ…」と言ってしまったのを覚えています。

 このシーン、二乃が告白をし直したのがすごいというのはもちろんなんですが、もうひとつすごいところがあって、二乃は風太郎のことを好きになったのって、一番後なんですよね。その時点では、三玖と一花が争っている感じだったんですけど、二人とも告白するかどうかでずっと悩んでたんですよね。でも二乃は違いました。好きになったら告白する。その信じられないくらいの真っ直ぐさで、直球勝負をするんです。

 

 二乃の好きなシーンは他にもあって、例えば一花に好きな人ができたと相談をするシーンがあるんですが、一花は二乃の好きな人が風太郎だと知っているので、全力で止めようとするんですよね。でも二乃は止まりませんでした。一花に、「今まで嫌っていたのに、(風太郎を)好きになったのは都合がいい」と言われるんですが、自分で自分に引いていると言いつつも…

 

「だからって諦めるつもりもないけど」

「だって これは私の恋だもの 私が幸せにならなくちゃ意味ないわ」

 

 と言うんですよね。これが本当に最高です。二乃は最初からそうだったんですが、自分に対して、強い芯を持っている感じがしますよね。誰がなんて言おうと、これは私の恋だ、私が好きだと言ったら好きなんだ、という強い意志を感じました。マジで最高です。

 

 そんな二乃ですが、実は姉妹のことが大好きなんですよね。それを象徴するのが、修学旅行のシーンです。一花は三玖の告白を阻止するために、三玖の変装をして風太郎にごまかそうとするんですが、先に五つ子にバレちゃうんですよね。それを二乃に責められて、「二乃だって他人を蹴落としてでも叶えたいって言ってた」と一花に反論されるんです。その時に二乃は…

 

「確かにそう言ったわ 他の誰にも譲るつもりもない」

「でも」

「私たち五人の絆だって 同じくらい大切だわ」

「たとえあんたが選ばれる日が来たとしても 私は…祝福したかった…!」

 

 ここ…本当に二乃らしいと思いましたね。姉妹と恋を天秤にかけることなんてできなくて、どっちも大切で大好きという…欲張りで優しい二乃が最高です。

 二乃も恵と同じで、髪型が途中で変わったんですよね。ロングからショートになったんですが、このショート二乃の破壊力が半端ではありません。なんで髪型が短くなっただけであんなに可愛くなるんでしょうね。ショートになってから、二乃のデレ化が進行していったわけですが、個人的にはやはりツンとデレが混在していた、初の告白シーンあたりの二乃が好きです。

 

 というわけで、2人目は中野二乃でした。

 

3人目

井ノ上たきな(リコリス・リコイル)

 3人目は、リコリス・リコイルから、井ノ上たきなです。このブログでも、リコリス・リコイルという作品は何度も取り上げていますし、過去の記事でランキングなんかも作っているのでそこで散々語っているんですが、早いものでもう一年以上たったんですよね。なので、これも改めて語っていこうと思います。

 

 今でこそ三天に名を連ねるたきなですが、リコリコの2話まで見た時点では、千束とたきなのどちらが推しか迷っていたんですよね。特に2話では、千束が才能の片鱗を見せたこともあって、めちゃくちゃかっこよかったんですよ。だから悩んでいたんですが…。それも3話まででした。

 

 DAを追放されてしまったたきなは、失意のどん底にいたわけですが、そこを千束に救われるわけです。私は君と会えて嬉しい!というあのシーンは、作中でも屈指の名シーンですよね。

 

 これまでのたきなは常に合理性を重視する性格で、人間味がないというか、戦闘に特化した機械みたいな感じだったんですよね。しかし、この3話で大きな変化がありました。DAに固執し続けていたのがウソのように、晴れやかな表情をするようになったんです。そしてラストの千束とのラブラブツーショット…ぎこちなく折れ曲がっているピース…今までからは考えられないような笑顔…神タイミングで入ってくるED…。こんな感じで、3話を見終わった時点で、たきな推しになったんですよね。いやーあの時はマジで感動したし、胸が温かくなったのを覚えていますね。

 

 そこからのたきなは、異常なまでの可愛さを発揮していきました。4話の水族館のシーン、これも有名なシーンですが、千束を励ますために体全体を使った「さかな~」はもうありえない可愛さでしたし、そのあとにペンギンを見に行くと言われた時の「ペンギン♪」は身もだえしてしまいました。

 

 後半はつらいシーンが多く、千束を助けるためなら何でもする感じがすごかったです。真島の仲間の腕をへし折ったシーンとか狂気を感じましたし、ヨシさんのことを全力で恨んでいる感じがすごかったですね。千束にとっては恩人でも、たきなにとっては千束を苦しめるだけのゴミでしかないというのが、すごく伝わってきました。そして気が付けば、「狂犬」というあだ名がついていましたね。まあ、その通りだと思います。

 

 そしてたきなといえば、11話のラストで千束と真島が戦っているところに割り込んでいくところですよね。ここはEDの入り方も相まって、マジでかっこよかった…。あと12話で「千束が死ぬのは嫌だ…」といって声を震わせるシーンでは、僕も泣いてしまうほど感動しましたね。

 

 最初は機械のようだったたきなですが、最終的には誰よりも感情的に、そして利己的に動いていたのがとても魅力的でした。

 

 たきなは三天の中で唯一髪型が変わらなかったんですが、絶対にショートたきなも可愛いと思うんですよね。続編ではぜひともショートたきなも見せてほしいと思います。

 

 というわけで、3人目は井ノ上たきなでした。あっ、名言とかはぜひ過去の記事を読んでくださいな。

 

番外編

喜多郁代(ぼっち・ざ・ろっく!)

 さて、三天の紹介は以上になるわけですが、最後にぼざろの喜多ちゃんについても少しだけ語りたいと思います。

 

 喜多ちゃんはぼざろの中でも一番好きなキャラで、三天の中に入れるかどうかで非常に迷ったんですよね。というより、正直今でも悩んでいます。

 

 喜多ちゃんはやはり、アニメ最終回のライブシーンが最高で、ぼっちちゃんのピンチをアドリブで救うという偉業を成し遂げています。星座になれたらの歌詞の良さも相まって、もうとにかく可愛かったんですよ。これは三天から四天…あるいは四天王になるんじゃないか!と思ったものです。

 

 では何に悩んでいるのか。これが自分でもよくわからないんですよ。三天と同格でもいいんじゃないかという気持ちと、そこにはほんのわずかながら劣るんじゃないかという相反する気持ちを抱いていて、わけがわからなくなっています。

 

 しいて言うなら、虹夏の存在があるのではないかと思っています。僕は一時期、虹夏を推していた時期があって、ちょうどアニメの8話を見たのと、原作の虹夏の過去編を見たときだったので、めちゃくちゃ虹夏が目立っていたんですよね。あれは好きにならざるを得ない。僕は下北沢の大天使に心を奪われたわけです。

 

 問題はここですね。三天は、一度推してからは、心変わりすることはありませんでした。しかし喜多ちゃんに関して言えば、初期から好きだったわけですが、途中で虹夏に心を奪われてしまったわけです。そのことが尾を引いている可能性はありますね。わかりませんけどね。

 

 というわけで、とりあえず喜多ちゃんには三天入りは保留にしておいて、通常の推しキャラの頂点に君臨してもらおうと思いました。

 

 本当に何を言ってるんでしょうかね。

 

まとめ

 というわけで、推しキャラについて語ってみました。過去一気持ち悪い記事になった自覚はありますが、まあ自己満足なんで仕方がないですね。三天についてはいつか語りたいと思っていたので、いい推しの日があってちょうどよかったです。秋アニメの記事もそのうち書こうと思うので、またよろしくお願いします。

 ではこの辺で。

 

おしまい