どうも、シオンです。夜のクラゲは泳げないの5話を視聴しました。いやー今回はマジでよかったですね。ちょっと泣きそうになりました。とりあえず語っていきたいと思います。
まひるの苦悩
4話でアップした月の温度のMVに花音のお姉さんの酔いつぶれた声が入っていたことから、呪いの曲としてかなりの話題になったところから始まりました。まあ理由はどうあれ、JELEEのMVに注目が集まって喜ぶ4人だったのですが、まひるは1つのコメントを発見します。それは「イラストだけしょぼくね?」という内容でした。これにまひつは愕然としてしまいます。もしかしたら自分も何者かになれたのかもしれないと喜んでいたのが吹き飛んでしまったようで、そこからしばらく悶々とした日々を過ごしていました。
さらに追い打ちをかけるように、有名な絵師さんがJELEEの二次創作を書いてしまい、それがオリジナルを超える出来になってしまったんですよね。これにまひるは大きなショックを受けます。まあそうですよね。自分が生み出したキャラクターを自分よりうまく描く人がいたらショックですよね。しかもSNSの評判も二次創作の方がよく、意気消沈してしまいます。
花音の想い
まひるの異変に気付いたのか、花音がまひるの家に訪れます。真昼の部屋のことを『推しの部屋』と表現していたのが良かったですよね。本当に好きなんだと思いましたね。そして何かあったのかと尋ねる花音に、何でもないと誤魔化すまひるでしたが、花音の目はごまかせませんでした。そして、JELEEのメンバーで自分だけが凡人であると打ち明けます。まあ元アイドルに人気Vtuberに有名な音楽一家ですからね、確かにちょっと絵が好きなだけの女子高生では箔が足りないと感じてしまうのも無理はないのかもしれませんね。
これに対して花音は、まひるの顔をむぎゅっとしながら…。
「ヨルの絵がなかったら今頃歌ってなかった」
といいます。ここでちょっと泣きそうになりましたね。花音にとって、まひるの絵は想像以上に大きなものだとわかったのがこのシーンでした。あなたがいなかったら、今の私はいなかったと言っているようなものですからね。
ただ、まひるは感謝をしつつも、「私よりうまい人が描かないで」という心の奥の本心までは言うことができませんでした。自分の一番汚い部分と自覚しているからですかね。これも仕方がないことですが…。
それでも悩む…
花音に励まされたまひるですが、それでも心は晴れないようでした。JELEEとしての配信で、くろっぷ(二次創作を描いた有名な絵師)が絵を描けばいいというコメントがあったとき、花音は何の迷いもなくヨルが描くからダメと否定したんですが、それでも晴れない。帰りの電車で、思わずくろっぷさんと自分のどっちの絵がうまいと思うかついきいてしまうほど苦悩しているようでした。
これは、まひるが自分に自信が持てずにいることが原因だと思いますね。自分の必要性を自分で肯定しきれないから、花音に言ってほしかったんでしょうかね。
水族館での約束、そして決意
我に帰ったまひるは、花音と電車で別れるつもりだったんですが、花音が戻ってきて一緒に水族館に行くことになりました。そして出てきたチンアナゴ!何やら懐かしい気持ちになってしまいます…。
そして2人はクラゲの前で渋谷に水族館を作ることを約束します。まひるは半分冗談で言った感じですが、花音はガチでやりそうですよね。その後の花音1人での配信で、リスナーに宣言していたことからも、その本気っぷりがわかります。
その夜、まひるはJELLEちゃんの絵をアップしますが、やはりくろっぷさんの方が注目されてしまいます。これまでは悔しいと感じながらも何もせずにいたまひるでしたが、今回は違いました。ベッドから起き上がり机に向かい、涙を流しながら絵を描き始めます。まひるが本気になった瞬間ですね。クラゲの壁画にもう一度自分の名前を書いたのがその表れだったのでしょうか。
その後一心不乱に描いて完成したJELEEちゃんの絵は、花音を感動させ新しい歌を完成させてしまうほどでした。これはすごい!イラストから生まれる曲というのもいいですよね。
年が明けて…えっマジ?
新曲を投稿した瞬間に新年を迎え、皆で初詣に行くことになりました。新曲は無事にヒットして、呪いなどの絡め手なしのヒットに4人は喜びます。お参りの際、花音がもう願うことはないと言っていたのがいいですよね。今が充実しきっているというのが最高です。
その後2人になったまひると花音ですが、まひるはデッサン教室に通うことになったようですね。これも本気になった証といっていいでしょう。JELEEのイラストレーターであり続けるという確固たる意志を感じますよね。
そして降っていた雪の上にダイブする2人、まひるが花音に伝えたいことがあると言って…。
「もう一回絵を描かせてくれてありがとう」
と言います。これもまた感動しました。まひると花音は、お互いがいなければ絵と歌をやっていなかったというのがいいですよね。最高のコンビだと思います。
それからまさかの展開に…。なんと花音がまひるの頬っぺたにキスをしました。うおおっ!?これは…あれか?友情の証的な…?でも花音の表情は、自分で驚きながらも割とガチめなものでした。おいおいおいおい…
最高かよ!!
最高のMVが生まれる
そしてラストで、新曲「渋谷アクアリウム」のMVが流れました。これで3話連続の特殊EDですね。僕としては通常EDの「1日は25時間。」も好きなので、どちらも聞きたいという気持ちもあるのですが…。今回に関しては、まさに最高の一言でしたね。
これまでの曲、「最強ガール」と「月の温度」ももちろんよかったんですが、今回の「渋谷アクアリウム」はちょっと別格でしたね。これはヤバい。この5話がすべて詰まったような曲でした。そして花音からまひるへの想いを込めた曲でもありますね。この歌詞の中に…
「でも君がいなきゃこの歌を歌っていないから」
があったのがたまりません。そしてラストの…
「そんな夜が私は好きだ」
は最早言うまでもありませんね。最高です。というより、全体的に歌詞が良すぎますね。あとで今期のアニソンの記事を書こうと思いますので、そこでもっと語っていこうと思います。
まとめ
というわけで、夜のクラゲは泳げないの5話の感想を語りました。いやーちょっとすごかったですね。今期はオリジナル作品が強いですね。曲もたくさん出てきて、かなり力が入っているのがわかります。
それにしても、ガールズバンドクライも夜のクラゲは泳げないも5話は神回と言ってもいい出来でした。ちょっと思い出したんですが、ぼっち・ざ・ろっく!も5話は神回だったんですよね。音楽系のアニメ、5話は神回説が成り立つんではないでしょうか。というわけで、引き続き楽しみにしていきたいと思います。では、この辺で。
おしまい