言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

6回目『わたし、二番目の彼女でいいから。(1巻、2巻)』

こんにちは、シオンです。

 

皆さんは彼女はいるでしょうか。

僕はいません。今までに一度もいたことがありません…。

別にいいんですけどね!

 

さて今回語っていくこの作品、そんな彼氏彼女についての話なんですが、発売当初から大反響だったと思います。僕もその波に押されて読んでみたんですが、まあすごいですね…。いろいろな意味で…。

 

あらすじ

主人公の桐島司郎は同級生の早坂あかねと付き合っている。しかし彼らはお互いに一番好きなあいてがいて、二番目に好きなもの同士で付き合っており、一番目の恋が実ったら別れることを約束している。しかし、そんな関係も徐々に不安定になっていく…。

 

~登場人物~

桐島司郎…早坂あかねの恋人。橘ひかりが一番好き。優柔不断で流されやすい。

早坂あかね…桐島司郎の恋人。柳先輩が一番好き。小さくて大きい。結構ヤバい。

橘ひかり…桐島と早坂の同級生で、黒髪ロング。男に興味がないようだが…。

柳瞬…桐島たちの先輩で、モテる。早坂にも思いを寄せられているが…。

 

語りたいところ

この作品は、これまで僕が読んできた漫画やラノベとは全く別のベクトルの物語ですね。タイトルの通り、二番目同士の付き合いの話ではあるのですが、なんというか、「ドロドロで泥沼」な作品だと思います。最初は互いに一番好きな人がいて、妥協の恋だったはずなのに、次第にその境界があいまいになっていきます。特にヤバいのは早坂さんですね。最初と終わりで同じ人?と思うくらい不安定になっていきます。顕著だったのが4ページしかなかった第6.5話ですね。ここで決定的に早坂さんが壊れてると思いました。それまでもヤバかったんですけど…。

その原因となるのがもう一人のヒロインである橘ひかりです。彼女は桐島が所属しているミステリー研究部に入部しますが、男に興味がないはずの橘がなぜか桐島にはぐいぐいきます。彼女である早坂とも張り合うような行動をとっていきます。あれ、もしかして桐島に気があるな?と思いながら読み進めていくと、それどころではありませんでした。

そして一巻本文最後の一ページ、そして最後の挿絵、ここは鳥肌が立ちました。これもかなり話題になっていたと思いますが、本当にビビりました。この作品のタイトルの意味は、桐島と早坂の二番目同士の関係を表していましたが、読了後には全く違う意味となりました。これはすごい!こういうのがあるからラノベを読むのはやめられないですね。

ちなみに二巻は一巻以上にドロドロしていました。結構過激な描写もありましたね。好きなんですけど。

 

あと、正直桐島があまり好きになれませんね…まあ話の構成上仕方がないのですが、かなり優柔不断な印象です。特に早坂さんへの対応がうーん、て感じですね。つまり何が言いたいかというと…

 

桐島そこ代われ

ってことです。まあ、桐島が今後どのような選択をしていくのかも一つの楽しみではありますので、ここぞの決断は逃げずに立ち向かってほしいですね。

 

推しの魅力

迷うところなんですが、推しは早坂さんですね。早坂さんの壊れっぷりと、桐島への思いは読んでいて応援したくなります。ビジュアルも早坂さんのほうが好きです。ただ、実際に付き合うと考えると、早坂さんほどの地雷もないような気がします。僕なら確実にメンタルをやられますね。まあ、付き合ったことないんでわからないですけど…。

橘さんは後半に進むにつれてどんどん可愛くなっていきましたね。桐島との絡みも増えていき、過激にもなっていきます。そう考えると、話ごとに推しが変わってしまっているような気も…あっ早坂さん…ごめんなさい!!!

 

まとめ

というわけで、話題作でもあるこの作品、話題を裏切らない面白さでした。最近の作品なのでネタバレにならないよう書いていきましたが、実際に読むと本当に心臓に悪いです。でも読んじゃいますね。今は二巻まで発売しており、5月に三巻が発売予定です。今から楽しみですが、心臓の鍛え方を調べておこうと思います。

…………アニメ化してほしいけど、できるのかなぁ…倫理的に…

 

おしまい