言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

43回目『ぼっち・ざ・ろっく!(3話&OPの話)』

どうも、シオンです。

 ぼっち・ざ・ろっく!の3話を見ました。ついに喜多ちゃんが来た!と大興奮の僕は、終始喜多ちゃんに癒されていました。やはり僕の見立てに狂いはありませんでしたね。正式に推しキャラになりました。とはいえPVを見た時から思っていましたが、喜多ちゃんって結構ヤバい子なのでは…?とにかく、語っていきます。

 

妹ちゃんは辛口

 まず冒頭シーン、前回バイト終わりに風邪をひいてしまったぼっちちゃん、久しぶりに学校に行く朝はいつも以上に目が死んでいました。鏡の前で寝ぐせ(髪留めで留めているところ)を無意味に櫛でなでなでしていると、妹ちゃんが登場します。妹ちゃんはぼっちちゃんと違って陰キャではないのでしょうか、ぼっちちゃんがブツブツ言っていると「お姉ちゃんってクソめんどいね!」と一蹴します。おおう、えげつないな…。身内にクソめんどいなんて言われたら、いよいよメンタルブレイクしそうです。しかし、そこはぼっちちゃん、慣れたもので自己解決していましたね。

 

ボーカルを探せ

 さて場面変わってぼっちちゃんの学校シーンです。意気揚々とギターを引っ提げて登校するものの、やはり相手にされないぼっちちゃん。お昼休みは階段下の空きスペースで食べているようです。よく他のアニメでは屋上やら外の空きスペースやらで食べることはありますが、こんなところで食べる主人公はあまりいないのではないでしょうか。その階段の上に通りかかるのは、われらが喜多ちゃんでした。喜多ちゃんが歌が上手いことを知ったぼっちちゃんは、虹夏の役に立ちたいと勇気を振り絞りますが、喜多ちゃんのあまりの陽キャエネルギーにやられてしまい、結局何もできないのでした。アイデンティティが崩壊した時の「ぺちょ」という効果音がなんか可愛かったです。

 

「バ・ギ・ボ」から始まる新たな出会い

 一度はやられたぼっちちゃんですが、再度勇気を出して喜多ちゃんの教室までなんとかたどり着きました。ドアをちょっと開けて喜多ちゃんを覗き見るぼっちちゃんは、かなりの怪しさでしたね。しかし喜多ちゃんは、そんなぼっちちゃんに話しかけてくれます。ぼっちちゃんは「バンドのギターボーカルを探していて、うちのバンドに興味ないですか」と聞きたかったんですが、慌てに慌てた結果、「バ・ギ・ボ」と頭文字しか言えない始末でした。それを聞いた喜多ちゃんはヒューマンビートボックスと勘違いしてしまいましたが、困惑しながらもぼっちちゃんに合わせ、「ブーツク、パーツク」などと返してあげていました。喜多ちゃん、マジ天使ですね。ここの喜多ちゃんは超かわいかったです。

 喜多ちゃんから逃げたぼっちちゃんは、例の階段下で悲しみの弾き語りをしていましたが、そこに喜多ちゃんが登場します。喜多ちゃんのコミュニケーション能力はすごいですね。「きたーん」の効果音と共にまぶしい笑顔を向けられ、ぼっちちゃんは目をやられてしまいました。その中で喜多ちゃんを何とかバンドに勧誘をしますが、実は喜多ちゃんはギターが弾けないことがわかりました。ていうか、バンド逃げたって、それって…と思っていると、ぼっちちゃんにギターを教えてほしいとお願いする喜多ちゃん、かなりガンガン来ますね。結局ぼっちちゃんは押し切られ、バイト終わりにギターを教えることになりました。そして放課後一緒にSTARRYに行くことになるのでした。

 喜多ちゃんと一緒にSTARRYに向かうぼっちちゃんは、まだ道になれないと喜多ちゃんに引きずられるようになっているのが可愛いです。この二人はこれからもこんな感じで絡んでいくんでしょうか。だとしたら最高ですね。リコリコのちさたきから得られなくなった尊いエネルギーが、ここから得られるかもしれません。で、途中で虹夏と遭遇しましたが、やはり、喜多ちゃんこそが結束バンドの逃げたボーカルだったようですね。喜多ちゃん、何やってんねん。確かに、2話で出てきたぼっちちゃんの想像の中で、かつての結束バンドが出てきたんですが、そのボーカルのシルエットが喜多ちゃんっぽいなとは思っていたんですよ。しかし、まさかの喜多ちゃんでした。これは修羅場になるのでは?

 

ぼっち・ざ・ろっく!完結?

 STARRYに移動した4人は、話し合いを始めました。喜多ちゃんがギターを弾けないことを知らなかった虹夏とリョウは、気づけなかった自分たちにも非があると言って、喜多ちゃんを責めませんでした。いや、虹夏いい人すぎない!?普通ドタキャンされたら怒るでしょ、と思いますが、海より広い心を持っているようですね。まあ、そのおかげでぼっちちゃんが虹夏たちに出会うことができたわけですが。しかし、それでは気が収まらない喜多ちゃんは、罪滅ぼしをしたいと申し出ます。そして星歌さんの提案でSTARRYの手伝いをすることになりました。しかもメイド服で!!!最高か!!!可愛すぎるやろ!!!しかもめちゃくちゃ仕事ができるということで、ぼっちちゃんはいじけてゴミ箱に入ってしまいました。そしてまたしても弾き語りをしながら天に召されていき、ぼっち・ざ・ろっく!は完結……しませんけどね。1話に続いて、またしても終わりそうになりました。こんな短期間に完結詐欺をする作品も珍しいですね。その時に出てきたイラスト、まさかの原作者のイラストのようです。すごい…。

 

喜多ちゃん…

 ぼっちちゃんと一緒にドリンクの提供をする喜多ちゃんは、リョウに憧れて結束バンドに入ったことを明かします。リョウは他のバンドにもいたことがあるようですね。喜多ちゃんはバンドを第2の家族、本当の家族より長い時間を共にする、友達や恋人を超越した関係、と評していました。おお!喜多ちゃんいいこと言うじゃん!と思っていましたが、そのあと「結束バンドに入って先輩の娘になりたかったの!友達より深く、密に!!」と頬を赤らめながら語ります。これ、PVでも聞きましたけど、なかなかヤバいですよね。あのぼっちちゃんがドン引きしているくらいなので相当だと思います。でも、そんなところも含めて可愛いですね。喜多ちゃん可愛い。

 そしてだからこそ、一度逃げ出した自分に戻る資格はないと語る喜多ちゃんを、ぼっちちゃんがすっころびながら引き止めます。そして自分も最初のライブの時にゴミ箱に逃げたこと、喜多ちゃんがギターの練習を相当していることに気づいていることを伝えます。そして虹夏も、「喜多ちゃんが逃げ出していなかったら、ぼっちちゃんとも出会えてなかったよ」「私もずっとバンドやりたかったからさ、引け目感じちゃうのも、でもまだ憧れちゃうのも、気持ちわかるんだよね」と伝えます。虹夏は本当にいい子ですね。僕の中で虹夏の株が爆上がりしています。こんなこと言われたら泣いちゃいますよ。そして流れで、ぼっちちゃんが喜多ちゃんに正式にギターを教えることになりました。そのあとぼっちちゃんを褒める3人に、ぼっちちゃんはフニャフニャになってしまいます。褒められ慣れていないため、嬉しくてしょうがないようです。

 

まさかの事実

 3人に受け入れられた喜多ちゃんはギターの練習を頑張ることを決意します。しかしここで衝撃の事実が判明します。喜多ちゃんがお小遣いとお年玉2年分を前借して買ったのは、ギターではなくベースだったのです。喜多ちゃんは弦の本数で判断していたようですが、大間違いだったようですね。僕は正直、ギターもベースも同じに見えてしまうので、喜多ちゃんの気持ちがよくわかります。…何が…違うんだ…。

 結局リョウがベースを買い取ってもらって、ギターを借りて練習をしますが、なかなか苦労をしているようです。それを懐かしむぼっちちゃんは、微笑みながらギターを弾き始めます。そこに現れたのは、喜多ちゃんのベースを買い取って金欠になり、草を食べるリョウでした。リョウはお金持ちの娘のようですが、楽器にお金を使いまくってしまうと1話で言っていましたね。まさかの草食に対して、「ワイルドで素敵」とハートマークな喜多ちゃんなのでした。

 

番外編(OPの話)

 最後にちょっと番外編として、OPを見ていて気付いたことを語りたいと思います。僕はアニメのOPとかEDを見るのが好きで、結構YouTubeとかでも見てるんですね。で、ぼっち・ざ・ろっく!のOP「青春コンプレックス」を聞いていたんですが、あることに気づきました。それはサビの後半の、4人がライブをしているシーンです。このシーン、最初は4人でライブをしていると思ったんですよね。ああ、ぼっちちゃん、バンド組めてよかったね~なんて思いつつも、毎回妙な違和感がありました。なんだろうな…と思いながら見ていると、気づいたんです。これ、4人でライブやってねえ!…と。これ、皆さんは気づきましたかね。ちょっと調べた感じあまり話題になっていなかった気がするので、結構気づかない人もいるのではないでしょうか。シーン順に詳しく書いていきます。

 

①ライブ直前のシーンで、虹夏、リョウ、喜多ちゃんの待つステージにぼっちちゃんが到着 

②色々な人が映った後、ステージ上で喜多ちゃんに見られながら決意をするぼっちちゃん(ここの喜多ちゃん、ちょっと頬を赤らめてて可愛い)

③ぼっちちゃんがギターを弾いている手元のアップ

④ぼっちちゃんがギターを弾いているところが単独で映る

↓ここから注目

⑤虹夏、リョウ、喜多ちゃんがそれぞれ演奏している中、ぼっちちゃんがいるべきところには、ぼっちちゃんのギターが立てかけられている

⑥ぼっちちゃんがステージ上で一人で演奏しており、他のメンバーがいるべきところにそれぞれの楽器が立てかけられている

⑦喜多ちゃんのアップ(可愛い)の後ろに、ぼっちちゃんのギターが立てかけられている

⑧全員の楽器が立てかけられている

 

といった感じですね。つまり4人で演奏しているように見えて、実際にはぼっちちゃん1人と、他のメンバー3人に分かれて別々に演奏しているんですよね。これ、2話の記事を書いて少ししてから気づいたんですけど、ぼっちちゃん、ガッツリぼっちやん……。これ、回が進むと映像が差し替えられたりするんでしょうか。確かに1話で、ぼっちちゃんはソロの演奏は上手いけど、他の人と合わせるのは苦手で虹夏やリョウには下手くそ認定されていましたよね。これはバンドを組めたものの、ぼっちちゃんは本当の意味ではバンドに入れていない、ということなのでしょうか。こういうのがあるから、OPとかEDは見ていて楽しいんですよね。ますますぼっち・ざ・ろっく!が好きになった気がします。

 …と書いたはいいものの、僕が勝手に盛り上がっているだけで、「いやそんなの当然気づいてるよ!」とか、「え、そういうことじゃなくね…?」とか、「とっくに話題になってるよ(笑)」とか、そういうことを言われると僕のアイデンティティが「ぺちょ」っとなるので勘弁してください…。

 

まとめ

 というわけで、3話について語りました。いやーやっぱり喜多ちゃんが入るといいですね。まずその可愛さに癒され、ぼっちちゃんとの絡みに癒され、きたーんに癒されています。ついでにOPとEDにも癒されています。ぼっち・ざ・ろっく!、かなり面白いですね。これは最後まで間違いなく見ることになるでしょう。そして原作も買ってしまうかもしれません。

 話は変わって今期のアニメは、スパイファミリーとぼっち・ざ・ろっく!をメインで見つつ、新米錬金術師の店舗経営を見ていたのですが、これは3話で切るかもしれません。僕にはちょっと合わないかもですね。代わりに、アキバ冥途戦争がちょっと気になっています。YouTubeを見ていると、かなりぶっ飛んだ内容のようですね。気が向いたら見てみようと思います。今期はかなり視聴数が少ないので、もう少し情報収集をしてみようと思います。では、この辺で。

 

おしまい