どうも、シオンです。
ぼっち・ざ・ろっく!の6話を見ました。前回の神ライブ回を経て、ぼっちちゃんはある意味ライブより難しい問題に直面することになりましたね。それはチケットノルマ5枚。ぼっちちゃんがどうさばいていくのか…それでは、語ります。
チケットどうしよう…
チケットノルマ5枚を課せられたぼっちちゃんは、まず家族を誘うことを考えます。というか、ぼっちちゃんの知り合いは家族か結束バンドだけなので、自然とそうなってしまうんですね。前回は、父、母、妹、犬の4枚はいけると言っていましたが、当然犬(ジミヘンという名前らしい)はダメでした。あと妹は5歳のようで、ライブハウスには入れないようです。よくわからないんですが、保護者同伴とかでもダメなんですかね。
それに絶望しているぼっちちゃんを見かねたお母さんは、友達を呼ぼうかと提案します。一瞬お願いしかけますが、ふたりちゃんの「お姉ちゃん、誰も友達いないもんねw」という、混じりっ気のない純粋な悪口に対し、ぼっちちゃんは強がってしまいます。
「お、お、お姉ちゃん話さないだけで学校に(友達)たくさんいるんだよ」
「冗談でもそんなこと言っちゃだめだよ?人の痛みがわかる子になりなさい」
と、死んだような目でいうぼっちちゃんに、ふたりちゃんもドン引きします。そして、自分で何とかすると見栄を張ってしまい後悔するのでした。
廣井きくりとの出会い
チケットをどうにかしようと手描きのビラを作るぼっちちゃんですが、絵が超ドヘタな上に、そもそもコミュ障で誰にも話しかけられないので八方ふさがりの状況になっていました。
チケットを売れなかったことで、結束バンドを首になるのではとビビるぼっちちゃん、相変わらず想像力豊かなようで、わけのわからない妄想の中に入ってしまいます。
そんなぼっちちゃんの前に、酔っぱらった女性が倒れてきます。彼女は水やら酔い止めやらしじみの味噌汁やらを注文してきて、ぼっちちゃんを引かせていました。…確かに酔った時って、しじみの味噌汁飲みたくなりますよね。なんかわかります。
ぼっちちゃんは、酔っぱらっているきくりにヤバさを感じ逃げようとしますが、なんだかんだと引き止められてしまいます。石像に話しかけている姿は大分ヤバかったですね。そして彼女もバンドをやっていることが判明します。ギターをやってるんだと聞かれたぼっちちゃんは、大人のバンドマンにビビりまくります。そして超早口でギターは一日しか引いておらず、質屋に売りに行くところと嘘をつきました。その時のぼっちちゃんの顔が崩壊していくのが面白かったですね。
そんなぼっちちゃんを、きくりは説得します。おお、ここだけ聞くと良い人じゃないか。ぼっちちゃんもそう思ったようで、さっきのは嘘だったと自白します。きくりも言っていますが、ぼっちちゃんは結構嘘をつきますよね。バンドを始めた理由を喜多ちゃんに聞かれた時も世界平和のためとか言ってましたし。
で、自身はベースをやっていて、酒とベースは命より大事なものと言いつつ、居酒屋に忘れてくるきくり、ぼっちちゃんを引っ張りながら居酒屋に向かうのでした。
ぼっちちゃんが心配な虹夏
場面は変わってスターリーで自主練をするぼっちちゃん以外の3人は、ノルマの状況確認と自主練の誘いに対する返信がないぼっちちゃんを心配します。特に虹夏はかなりぼっちちゃんのことを気遣っているようですね。
虹夏はぼっちちゃんや喜多ちゃんに対しては、お姉ちゃん肌というか、保護者的な立ち位置になる感じがしますよね。ただ、リョウに対しては一切遠慮しないというか、同じ目線で話をするような感じです。「よく言うよ!」とか「うっさい」なんて、後輩二人には言わなそうですよね。二人の付き合いの長さがちょっとしたやり取りからわかるのがいいですよね。
そんな面倒見のいい虹夏は、実は妹なんですよね。星歌さんの背中を見て育ったんでしょうから、星歌さんもなんだかんだ面倒見がよかったのでしょうか。
後半でも学校の様子を気にする虹夏に、喜多ちゃんは周りもどう扱っていいかわからない様子と答えます。ぼっちちゃんは面白いのにとぼやくリョウに、喜多ちゃんも同意しますが、やはり最初の壁を越えるのが難しいんでしょうね。懐にさえ入れてしまえばいいんでしょうが。喜多ちゃんもぼっちちゃんと昼食を食べようとしたり、教室に会いに行ったりしているようですが、他の友達がいるともうダメなようです。
まともな奴が…いない!!
無事ベースを取り戻したきくりとぼっちちゃんは、雑談を続けます。というより、きくりがぼっちちゃんを離さない感じですね。ぼっちちゃんも完全にタイミングを失ってしまいました。というかきくりさん…ベースに「スーパーウルトラ酒吞童子EX」なんて名前を付けないでください…。
酒を飲むことで嫌なことを忘れられると話すきくりに、ぼっちちゃんの妄想ワールドが発動します。酒におぼれるぼっちちゃんは、完全に引きこもりになってました。そして高校時代のことを思い出しながら涙を流す妄想に、思わず悲鳴を上げてしまいます。きくりにヤバい奴呼ばわりされるぼっちちゃん、大分ヤバいですね。考えてみると、この漫画のバンドマンにろくな奴がいないですね(虹夏以外)。
ぼっちちゃん → コミュ障、突然ひとりの世界に入る、ぼっち節が発動する
リョウ → 草を食べる
喜多ちゃん → リョウの娘になりたい
きくり → 酔っぱらい、ベースに名前をつける
まともな奴が…いない!!このうち3人をまとめる虹夏は、やはり只者ではありませんね。虹夏の苦労が目に浮かぶようです。
路上ライブをしよう
かなり時間がたってから、きくりはぼっちちゃんに何をしていたのか聞きます。ずいぶん遅いような気がしますが…。チケットノルマのことを話すと、同じ苦労をしたと涙を流します。そして、おもむろに上着を脱ぎだします。真っ赤になって照れるぼっちちゃんが可愛いですね。しかし、きくりの提案は路上ライブをしてチケットを売ることでした。
どんどん話が進んでいき、機材も届いたことで本当に路上ライブをすることになりました。ちゃっかり聞く側にまわるぼっちちゃん…そこまで嫌か…。
外でライブをしたことがないぼっちちゃんに、目をつむって引くことを提案します。きくりは冗談で言ったようですが、ぼっちちゃんはそれならできると本当にやろうとします。ぼっちちゃん…変にスキルが高いせいで本当にできちゃうのが逆に問題ですよね。そんなぼっちちゃんに対し、きくりはアドバイスをします。
「今、目の前にいる人たちは君の闘う相手じゃないからね」
「敵を見誤るなよ?」
…おお!!なんかかっこいい!!多くの経験をして、たどり着いた境地って感じがします。あと、ここにきて初めて目を開いたきくり、アニメを見た後原作も読んだんですが、ぐるぐる目なんですね。アニメだと少しわかりづらかったですが、かっこいい!!
進化するぼっちちゃん
ライブが始まり、本当に目をつむって演奏をするぼっちちゃんに、観客の一人が「がんばれ!」と声をかけます。その声に目を開けたぼっちちゃんは、観客は敵ではなく、自分が勝手に怖がっていただけと気づきました。
それで一気に演奏に安定感が増したぼっちちゃんに、きくりも面白いと感じます。「ここにいるのは、皆君の演奏が聴きたくて立ち止まってくれた人たちだ」と、短時間で気づいて欠点を克服するぼっちちゃんに、絶対に上がってくる、私の勘はあたるんだと確信します。
演奏を終えあたりを見渡すと、皆が笑顔であることに気づきます。そしてこれからたくさんライブをすれば、もっとこんな笑顔が見れるのかな、見れたらいいなと感じていました。
さらに進化したと思われたぼっちちゃんですが、実は片目しか開けていませんでした。いきなり両目を開けるのは無理~と言っていますが、そっちの方が難しいのでは?というか両目と片目でそんなに恥ずかしさが変わるんでしょうか…。
ノルマの行方は…?そしてデジャブ
その後一息つくぼっちちゃんに、演奏を聴いていた二人の女の子が声をかけます。そしてチケットを売ってほしいと言ってくれました。それに驚きすぎたぼっちちゃんはぶっ倒れてしまい、表情がバグっていました。ぼっちちゃん…何やってんの…。
そのあと警察に注意されてしまいました。さすがに無許可ではまずいですよね。逮捕されるとビビりまくったぼっちちゃんは、顔のパーツが全部落っこちてしまいました。…毎回書いてますけど、主人公(ry
結局、路上ライブで売れたのは2枚で、あと1枚をどうしようか悩むぼっちちゃんでしたが、最後の1枚はきくりが買ってくれました。きくり、優しい…!こうして無事にノルマ達成することができたのでした。
その後駅できくりと別れることになったぼっちちゃんは、不思議な人だった、やっぱバンドマンってかっこいい!と尊敬のまなざしを向けました。しかしそのあとすぐに、チケット買ったら電車代がなくなったと、ぼっちちゃんに泣きつきました。…これ、4話のリョウとのくだりと同じですね。リョウのくしゃみが可愛すぎました。
達成したのに…!
無事ノルマを達成したことをメンバーにうきうきしながら報告したぼっちちゃんですが、他の3人は全く信じていませんでした。絶対嘘をついていると確信していて、明日の練習はやさしく迎えてあげようと誓い合うのでした。ぼっちちゃん…普段の行いがあるとはいえ、かわいそうですね。
まとめ
というわけで、6話について語りました。この新しい出会いが、ぼっちちゃんにどう影響するのかはわかりませんが、間違いなく今回も一歩前進をしましたよね。観客は敵ではない、そう思えたのはかなり大きいのではないでしょうか。
そして前回のライブで奇跡的な一体感を見せていたにも関わらず、他3人との絡みが一切なかった回なのもちょっと面白いですよね。これがぼっち・ざ・ろっく!って感じがします。
どんどん進化するぼっちちゃん、次にライブをやるときは5話よりさらに良くなっていることでしょう。現時点の神回である5話を越えることはできるのか、今後もますます楽しみにしたいと思います。では、この辺で。
おしまい