言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

54回目『ぼっち・ざ・ろっく!(9話)』ぼっちちゃんはぼっちだからぼっちちゃんなんだなぁ…EDの映像が最高すぎる!

どうも、シオンです。

 

 前回の神回から1週間たち、待ちに待ったぼっち・ざ・ろっく!でしたが、原点回帰をしたような感じがします。

 

 ここ最近のぼっちちゃんは路上ライブでの成長やライブ本番での覚醒など、まさに主人公、ギターヒーローといった感じでしたね。

 

 ぼっちちゃんも成長したなぁ…と感慨にふけっていたところに今回の9話…。うん、こっちが本当のぼっちちゃんだわ、という謎の納得をしてしまった回でしたね。というわけで、語っていきます。

 

 

ぼっちちゃんはぼっちだった

 無事ライブが成功した結束バンドでしたが、ぼっちちゃんの夏休みはまだ2週間ほど残っていました。今年の夏はいつもとは違う。予定もばっちり空けてあるし(もともと空いている)、結束バンドの皆と遊びに行けるといいな。

 

 そんな希望を持っていたぼっちちゃんでしたが、誰からも遊びに誘われず…。自分から誘おうとするものの、やっぱり尻込みしてしまう。そんなこんなでいよいよ夏休みもあと一日になってしまいました。

 

 最終日、STARRYに集まった結束バンドの4人ですが、ぼっちちゃんの様子がおかしいと話をする虹夏達3人は、ぼっちちゃんと誰も遊んでいなかったことに気づきます。星歌さんもバンド名変えろよとツッコミを入れる始末でした。

 

 夏休みが終わるということで、いよいよ限界なぼっちちゃんは次々と奇行をしていきます。

①突然泣き出したかと思えば、急に陽気になってサンバを踊りだす。

②謎の呪文を唱え始める。

③STARRYの前にセミの墓を無数に作る。

…などなど。これはヤバい…。

 

皆で江ノ島へ!

 ぼっちちゃんの限界を感じてた3人は、急遽ぼっちちゃんと江ノ島に行くことになりました。海に行くということでトロピカルラブな妄想をしたぼっちちゃんは結局撃沈してしまい、ぼっちちゃんワールドに入ってしまいました。

 

 電車の中で雑談をするぼっちちゃん以外の3人ですが、成績の話になりました。虹夏は普通ですが、リョウは前回のテストで全教科赤点だったようです。喜多ちゃんはリョウのことをミステリアスで思慮深いと思っていたようですが、ただ単に頭が空っぽだっただけのようです。虹夏に頭を揺らされて、「カラカラ」音が鳴るリョウの姿に、喜多ちゃんの中のリョウのイメージが崩れていってしまいました。

 

 この場面についてTwitterYouTubeで見て気づいたんですが…

 

 前のエンディングのタイトルはなんでしたっけ。…「カラカラ」ですね。

 

 誰が歌ってるんでしたっけ。…リョウですね。

 

 …え!そういう意味なの!?前にOP、EDの記事を書いたときに、ぼっちちゃんが必死になって走っている感じの歌詞がいい!とか書いたんですが…。リョウの頭がカラカラ…。ウソやん…。いや!そんなはずはない!違うよね…。

 

 あと9話の予告で知ったんですが、ぼっちちゃんって超成績が悪いようですね。基本一桁のようで、英語で12点取れて喜んでいました。8話で大学に行けるほど頭がよくないと言っていましたが、それどころではないような気がします。

 

 江ノ島についてさっそく海に行った4人ですが、ようやくぼっちちゃんが復活します。しかしすぐにリアルパリピに声をかけられてしまい、ぼっちちゃんは爆散してしまいました。このアニメ…というかこの作品は本当にぼっちちゃんを好き勝手に使いますよね。ぼっちちゃんになら何をしてもいいと考えている気がします。

 

 パリピから逃げた4人は巨大なタコせんを食べました。そして皆で記念写真をパシャリ。ここでぼっちちゃんが感極まり、泣きながら3人にお礼を言い、勝手に締めくくろうとしていました。ぼっちちゃんとしてはこんな経験ですら初めてだったでしょうからね。とはいえ他の3人としてはなんでこんなことで!?みたいな感じで、特に喜多ちゃんは大声でツッコんでいました。

 

江ノ島エスカー

 その後4人は、喜多ちゃんの提案で江島神社に行くことになりましたが、そこには大量の階段がありました。これに喜多ちゃん以外のインドア派の3人はあまり気乗りしませんでしたが、いつになく強力な喜多ちゃんの陽キャパワーに圧倒され、結局のぼることに。しかし序盤でリョウと虹夏はダウンしてしまい、ぼっちちゃんに至っては這い上がってくるような感じで何とか虹夏達のところまでたどり着きました。

 

 限界を感じたぼっちちゃんの目に、江の島エスカーの文字が。金欠のリョウはまたぼっちちゃんから借りていました。なんでぼっちちゃんから借りるんでしょうかね。虹夏から借りればいいのに…。

 

 無事頂上についた4人は、開放的な気分になりぼっちちゃんたちのテンションも上がってきました。まさかのぼっちちゃんの提案で喜多ちゃん以外の3人で写真を撮りますが、陰キャが無理をしている感じがしましたね。そこにカップルがいちゃつき始めたところで、3人は白けてしまうのでした。

 

 展望台に上った4人ですが、やはり喜多ちゃん以外の3人のテンションは低めでした。展望台からの景色よりもクーラーが効いていることの方が重要だったようです。

 

ヤムチャ!?…あ、ぼっちちゃんか

 展望台から降りてアイスを食べる4人ですが、そこにトンビが襲い掛かります。とはいえ、襲われたのはぼっちちゃんだけで、アイスを奪われた上に大量のトンビにつつかれていました。

 

 トンビから解放されたぼっちちゃんは、有名なドラゴンボールのやられ役、ヤムチャの敗北シーンのようになっていました。ここで爆笑してしまいましたね。そうはならんだろ…。この作品、結構ジャンプ漫画をオマージュしていますよね。アニメではありませんでしたが、原作ではぼっちちゃんと喜多ちゃんが初めて会ったシーンでも、デスノート風の作画になっていたことがありましたからね。

 

 最後にお参りをして帰ることになりますが、ぼっちちゃんはひたすら夏休みの前に戻してほしいと願っていました。前回の神ライブより前に戻っちゃうけどいいの?

 

帰りの電車にて

 帰りの電車で、疲れ切ったリョウと虹夏は寝てしまいました。しらす丼の夢を見る虹夏が可愛すぎる…。ぼっちちゃんは目がさえていると話すと、まだ楽しいが続くのねと喜ぶ喜多ちゃん…、最高かよ。

 

 そしてぼっちちゃんも、喜多ちゃんに思いを伝えます。今日は皆と遊べて楽しかったです。明日から頑張れそうです。多分…。と言って笑うぼっちちゃんが普通に美少女でした。変顔9割、イケメン顔0.5割、美少女顔0.5割という感じのぼっちちゃんなので、めちゃくちゃレアでしたね。

 

 翌日、ぼっちちゃんはめでたく全身筋肉痛になり、動けなくなってしまうのでした。残念…。

 

 ラストの学校のシーンで、ぼっちちゃんたちの学校の文化祭の張り紙が映りました。お、これは文化祭ライブか!今から楽しみですね。

 

新エンディングムービーが最高すぎる

 前回からEDが変わり、虹夏が歌う「なにが悪い」になりましたね。前回はまるで映画のように黒背景に縦スクロールで名前が流れていくスタイルでした。それもあって、8話は本当に映画を見た気分になりましたよね。

 

 で、今回からムービーが変わったわけですが、これが最高すぎる。結束バンドの4人が楽しそうに踊っているんですね。ぼっちちゃんも含めて。

 

 8話で虹夏の本当の夢を知り、原作の番外編で虹夏の過去を知った僕は、正直虹夏が歌っているだけでもう泣きそうなんですが…。そこに4人が本当に楽しそうに踊っているんです。もう本当に最高です。ぼっち・ざ・ろっく!の歌の中で、ムービーまで含めると一番好きな曲ですね。でも、あと1回くらいは変わるんでしょうかね。

 

結束バンドの関係性が見えてきた件について

 今回の話で、ある程度結束バンドメンバーの関係性が見えてきました。僕なりの解釈を簡単に書いていきたいと思います。

 

ぼっちちゃん・虹夏

 ぼっちちゃんは人として、虹夏はバンドマンとして互いに憧れていて尊敬しあっている。

 

ぼっちちゃん・リョウ

 考え方が一番近く、一番気が合いそう。

 

ぼっちちゃん・喜多ちゃん

 正反対のように見えて実は共通点もある。8話でも二人とも顔面崩壊してたし。

 

虹夏・リョウ

 ライブで何度もアイコンタクトしており息はぴったり。虹夏が保護者みたい。

 

虹夏・喜多ちゃん

 7話では同じような陽キャかと思ったが、今回で結構考え方が違うことがわかった。

 

リョウ・喜多ちゃん

 憧れが崩壊した。

 

 個人的に虹夏と喜多ちゃんの関係が大分違っていて驚きましたね。虹夏なら喜多ちゃんと一緒に登るんじゃないかと思いましたからね。これからも色々と変化をしていくでしょうが、ぼっちちゃんと喜多ちゃんの距離が近づいてくれると、僕としてはうれしいですね。

 

まとめ

 というわけで、9話について語りました。今回は喜多ちゃんと話した時のぼっちちゃんの美少女っぷりと、EDが最高だった回ですね。全体的にギャグに振り切っており、前回までのシリアスな感じはどこへやら。でもこれがぼっち・ざ・ろっく!ですよね。これでいいんですよ。

 

 あとは文化祭が楽しみですね。ライブもやるんでしょうが、ぼっちちゃんがどう乗り切るのかが見ものです。ぼっちにはかなりしんどいイベントですよね。そのあたりがどう描かれるのか、今から待ち遠しいです。では、この辺で。

 

おしまい

 

※OP、EDの記事はこちら

 

shionbook.hatenablog.com

shionbook.hatenablog.com