言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

67回目『もののがたり(1話)』

どうも、シオンです。

 

 もののがたりの1話を見ました。原作は未読で、どんなもんかと思っていましたが…。これは面白そうですね。今後が期待できる1話だったと思います。では語ります。

 

暗い過去を持つ主人公がかっこいい

 冒頭のシーンで、主人公の岐兵馬(くなと ひょうま)が幼いころの回想が流れました。どうやら、兵馬の兄と姉がバケモノ(この世界に迷い込んだ魂が付喪神になったもの)に殺されてしまったようですね。

 

 その影響で、兵馬は付喪神に異常なまでの憎しみを抱いています。本来、付喪神はこの世界に迷い込んでしまった魂なので、害のない付喪神も多いようです。兵馬の家は塞目という付喪神の魂をもとの世界に返すことを生業とする一族で、通常は付喪神と対話をして対処するようです。

 

 しかし、付喪神が人を襲うことを知っている兵馬は、一切の対話なしで力で制圧し続けてきました。これを危惧した祖父が、付喪神と共生している長月ぼたんの家に居候をすることになるんです。

 

 大切な人を失い、その原因となったものを恨み、せん滅するために戦う…。定番と言えば定番ですが、やはりこういう後ろ暗い過去を持つ主人公はかっこいいですよね。兵馬としては、付喪神との共生なんてありえないわけで…。

 

 付喪神を憎む兵馬と、共生するぼたん…。なぜぼたんは付喪神と共生しているのか、疑問はありますが、今後の展開が楽しみですね。

 

キャラデザがいい

 やはりここは外せないポイントですね。特に、ラストで出てきたヒロインのぼたんが可愛かったです。全体的に作画も丁寧でしたし、兵馬とぼたんの絡みが楽しみですね。

 

 ぼたんと共に過ごす6人の付喪神も、個性的でよかったです。今回兵馬と戦ったのは刀を使う付喪神の薙でしたが、ぼたんをたぶらかしていると言われた際には、全員が怒りを感じているようでした。これは何かありそうなので、そこも注目ですね。他の付喪神の能力も気になるところです。

 

まとめ

 というわけで、1話の感想を語りました。全体的に面白そうな感じがしましたね。兵馬の成長が、この作品のひとつのテーマになると思いますが、ぼたんや付喪神とどのように過ごしていくのかが楽しみです。今期の中でも、かなり面白い作品だと感じました。2話も期待したいと思います。では、この辺で。

 

おしまい