言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

80回目『もういっぽん!(6話)』

どうも、シオンです。

 

 久しぶりに個別記事を書きます。もういっぽん!の6話、めっちゃよかったですね。4話、5話の試合シーンもよくて、永遠と天音のお互いを思いあいながらすれ違ってしまっていたところも感動したんですが、今回も中々でした。では、語ります。

 

 

南雲の覚悟

 今回は、もうこれに尽きるでしょう。前回のラストで剣道部を辞めるって言ったらどうする?という爆弾発言を未知にかました南雲でしたが、まさかの本当に辞めてしまいました。

 

 確かにエンディングで一緒に練習をしてたので、兼部とかになるのかな?とは思ってたんですが、まさか辞めるとは…。しかもその理由が、未知と一緒にいたいからって…。想像以上に大きな思いを秘めていたようですね。

 

 南雲はずっと剣道を続けてきて、全国大会に出れるほどの実力者でした。それを、大切な友達と一緒にいたいからやめるって、なかなかできないですよね。辞めたいな、とは思っても、実際にはこれまでの栄光とか、周りからの期待とか、色々な問題というか要素があって、辞めるまではいかないんじゃないかと思うんですよ。でも南雲は、それらすべてを天秤にかけて、それでも少しでも未知の近くにいることを望んだんですね。同じ道場の隣の部活ではなく、同じ部活に入りたいと思ったわけです。これ、相当な覚悟がないと無理ですよね。

 

 幸いだったのは両親や剣道部の部員がめちゃくちゃいい人たちだったことですね。皆、本当は引き止めたかったんでしょうけど、南雲からの手紙を読んだりしてその覚悟を知ったんでしょうね。南雲がやりたいことを応援してくれる、本当に周りに恵まれましたね。

 

 そして未知の反応も良かったです。南雲が剣道に本気で打ち込んでいたのを知っていて、それを辞めたいっていうことは、それ以上に大切な何かがあるに違いないと確信しているんです。これは南雲に対する信頼ともいえるのではないでしょうか。こういう道だからこそ、一緒にいたいと思えるんでしょうね。

 

 それにしても、いくら幼馴染とはいえそこまでするでしょうか。二人の過去に何があったのかが気になりますね。体育の鬼教官みたいな先生に髪を染めていると疑われた南雲を、未知がかばったシーンがありましたが、その時南雲はかなり未知に感謝しているように見えました。過去にもそう言った出来事があったんでしょうか。

 

 仲がいいのかと思えば、この二人、実は名字で呼びあってるんですよね。出会ったばかりの永遠や、早苗のことは名前で呼んでいるのに、おそらく一番付き合いの長い南雲のことは名字で呼ぶ。昔からそうだったんでしょうかね。色々と気になるところが多いです。

 

南雲の実力、そして5人目は…

 入部してからずっと基礎練をしていた南雲ですが、ようやく実戦練習が許可されたと思いきや、いきなり見事な内股を披露します。さすが剣道で全国に行くだけあって、センスは抜群のようですね。しかし次の大会は予選なしの全国大会のようで、さすがに夏目先生からストップがかかりました。まあ、かわいそうではありますが夏目先生の判断は正しいと思います。経験が少なすぎるので、下手をすると大けがにつながりますからね。これは仕方がないと思いました。

 

 大会は5人出場が必要なようで、南雲は出ないまでもエントリーはするようです。じゃあ5人目は?というところで、柔道部が廃部になる前まで一人だけ先輩がいたようで、その人に声をかけてみるとのこと。次回予告ではもう柔道はしないと言っていますが、きっと未練があるはずですね。なにより、未知と一緒なら楽しいのではないでしょうか。

 

まとめ

 というわけで今回は、南雲の大きな決断が見られた回でした。いやー未知さん、永遠といい早苗といい南雲といい…マジで天然のタラシですね。本当に不思議な引力があるんでしょうね。南雲が永遠に言っていましたが、確かに未知って今のところ、そこまで実力があるわけじゃないんですよ。それでも皆が未知と一緒に柔道をしたいと思ってしまう。それだけの魅力が、彼女にはあるんですね。本当にいいですね。

 

 この作品は今期でもトップクラスに楽しみな作品です。当初はあまり期待していませんでしたので、本当に嬉しいですね。次回も楽しみにしています。では、この辺で。

 

おしまい