言いたいことを言いたいだけ

アニメ、漫画、ラノベなどの感想をつらつらと語っていきます。昔の作品も取り上げます。

89回目『もういっぽん!(12話)』自分史上最強の自分で!強敵に挑む!!

どうも、シオンです。

 

 ついに残り2話になってしまいましたね。早く続きが見たいとは思っていましたが、終わってしまうのはやはり悲しい…。しかし今回も、前回に引き続き神回だったので、しっかりと個別記事を書いていきたいと思います。では、語ります。

 

 

未知、会心の背負い投げ!しかし…

 前回ラストで、夏目先生のアドバイスを完璧に活かした未知は、小田桐に会心の背負い投げを仕掛けます。これには優勝候補筆頭の立川学園もびっくり…かと思いきや、そこまで反応はありませんでした。

 

 さすがに今回の相手はレベルが違うだけあって、未知の背負い投げをあっさり回避してしまう小田桐…これは本当にヤバいかもしれんと思いましたね。

 

 その後、小田桐の反撃を喰らい腕をきめられながら寝技に持ち込まれてしまいます。体の柔らかさを活かして何度か逃れますが、それでも追撃の手を緩めず…。下手をすると未知の腕が折れてしまう危険も出てきました。

 

 夏目先生はギブアップしろと言いますが、未知は諦めたくありませんでした。しかし早苗の、まだ終わりじゃない、という言葉を聞いてついに参ったをしましたね。早苗の言う通り、ここで無理をして万が一のことがあれば、立川学園に「勝った後」の試合に支障が出てしまいます。まだ終わってない。信じて託してほしいという早苗の強い気持ちが伝わってきました。

 

強い想いを持って、早苗挑む!

 負けてしまった未知の想いを背負って、得意技の寝技で勝負することを決める早苗に、夏目先生も後押しをします。前回の錦山高校戦で、重量級のポイントゲッターを追い詰めたことが自信になっているのか、早苗もこれまでのような弱気な顔ではなく、絶対に勝つという意思が見えましたね。

 

 普通の作品なら、ここで早苗が勝つんでしょうが、この作品は違いました。得意の寝技に持ち込む前に、まさかの瞬殺…。おいおい…嘘だろ…と思いました。確かに、ここで早苗が勝つのはご都合主義なのかもしれませんが、もう少し粘るのかと思いました。どこまでも残酷に…それほどの実力の開きがあるんだということをはっきりと印象付けられましたね。これは厳しい…。

 

自分史上最強の自分で!姫野先輩の全力!

 3人目は我らが姫野先輩、小田桐も未知や早苗よりは強いと感じているようで、かなり激しい攻防が続きます。相手にいい形をつくられないように攻め続けた姫野先輩は、徐々に体力が奪われていき…。それでも、永遠との秘密の朝練や、一人残って続けた居残り練習、霞ヶ丘の亜実ともう一度戦うという誓いを胸に、最後の力を振り絞ります。

 

 ここが本当にしびれました。「今の私が、自分史上最強だから!」という場面は本当に熱かったです。そう思えるくらい努力を続けてきたと胸を張って言えるのは本当にすごいことですよね。

 

 最後の力を振り絞った姫野先輩ですが、一本にわずかに及ばず技ありになってしまい、体力が限界を迎えたことで小田桐の反撃をかわすことができずに負けてしまいました。

 

 正直、早苗が負けたことより驚きましたね。姫野先輩は絶対に1回は勝つと思っていたんですが…。小田桐…強すぎる…。

 

かつてないピンチの中で…エース覚醒の兆しか…?

 相手は残り5人いる中で、青葉西は永遠だけになってしまいました。しかし永遠はこれまでにないほど集中をしているようで、未知のお尻を叩く送り出しをスルーしてしまうほどでした。

 

 そして始まった小田桐との試合ですが、開始早々相手の技を返して技ありをとる永遠…。さすがですね。ただこれは、早苗と姫野先輩がやられた技を見ていたから返せたもののようですね。これぞ団体戦…。

 

 一方の小田桐ですが、かつて永遠と練習で試合をしており、敗北していることを思い出します。同じ相手に負けるわけにはいかないと意気込む小田桐に対し、永遠が櫓投げを決めて割とあっさり一本を取ってしまいました。さすが永遠…レベルが違う…。

 

 負けた小田桐が永遠の方を見ると、永遠はかつて天音に勝った時と同じ、相手を見下したような笑みを浮かべていました。これに対し小田桐は絶対にリベンジをすると誓うのでした。

 

 立川学園の犬威監督はそれに対し、永遠は見下しているわけでなく、極度の緊張と強敵に勝利したことの興奮が混ざり、歪な形で出てしまったものと考察しています。まあわかってはいましたが、永遠が相手を見下すなんてことはないですよね。

 

 次の相手は期待の外国人選手で、実力派未知数ですが弱いはずがありません。しかし、今の乗りに乗っている永遠ならあるいは…と思わせてくれるのがエースですね。

 

まとめ

 正直、小田桐の3人抜きは全く予想していませんでした。漫画的ご都合主義がないのはいいと思いますが、やはりそれだけの実力差があったということなんでしょうね。次回が最終回なわけですが、永遠はどこまで勝ち進めることができるのでしょうか。僕としては、大将戦までいって負けるのではないかと思っています。さすがに5人抜きは難しいのでは…。でも勝ってほしい!まだこのメンバーで戦い続けてほしい!そう願わずにはいられません。本当に楽しみです。では、この辺で。

 

おしまい